当宮では、先の御社殿保存修理事業を契機に、平成16年4月、将来の御修理用材の確保を目途として、ブナ、カツラ、ケヤキ、ヒノキなど5,000本の苗木を植林して以来、下草刈などの育林事業を行って参りました。
特に、平成23年3月の東日本大震災発生直後より行ってまいりました沿岸部被災地域への支援活動の中で、社寺仏閣等歴史的な建造物の傷ましい状況を目前にし、将来を見据えた用材確保の必要性をあらためて認識致しました。
現在育林事業は、平成26年の10年目という節目を機に、蔵王での育林活動を一旦区切りとさせて頂いておりましたが、現在の樹木の状況などのご報告方々5年ぶりに育林事業を行うことと致しました。
つきましては、蔵王の文化財の杜における下草刈り作業等のお手伝いを頂けるボランティアを募集しております。
裏面御参照の上ご参加頂きます様ご案内申し上げます。
ごまた、平成27年文化庁の通達により文化財建造物(重要文化財以上)の維持管理には国産漆を使用する事となりましたが、現段階での生産量では、当宮の維持工事を賄える量の確保が非常に困難な状況にあります。そのため、今後の継続的な原材料の一定調達を視野に自社生産を企画し、今秋、岩手県奥州市にて「漆の杜植林事業」も思料しております事を申し添えます。
○ 日時 | 令和元年6月2日(日)午前10時30分より |
○ 場所 | 「大崎八幡宮 文化財の杜」 |
白石市福岡八宮字大網前 |
御不明な点がありましたら、下記までご連絡をお待ちしております。
〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1
TEL : 022(234)3606 / FAX : 022(273)1788
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