国宝 大崎八幡宮
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■「一之鳥居『篇額』設置致しました」(12月16日)  去る12月16日(木)、補修工事が終了した一之鳥居『篇額』の設置作業が行われました。
午前中より宮司や役員総代が見守る中行なわれた作業では、大型クレーンで吊り上げられ、マルエス技研工業所(株)の作業員2人の手により取り付けられました。
 作業中、参拝に来られた方や、鳥居の前を通られる方々もしばし足を止めて、あまり見ることの出来ない作業の様子を見守られておりました。
 取り付けられてから22年ぶりに補修された『篇額』は、全体の枠は鋳物で出来ており、それを銅版で包んで塗装されております。また、八幡宮の字の部分は、木で形作ったものにFPR(炭素繊維樹脂)加工し、その上に金箔で着色され、黒字に金色が映え、大崎八幡宮を特長付ける配色で大変美しくなり、元の位置へ取付けられました。

  大型クレーンで吊り上げられ、いよいよ取り付け作業が始まります

約15mの高さがある鳥居を超えてきた『篇額』。始めに下の部分を固定していきました

  上の部分は東側から順に固定。 約2時間かけて作業は無事終了
 新しい『篇額』で皆様のご参拝をお待ちしております

 そして、同日の午後より本殿前にお正月準備の一つである、仮設賽銭箱の組み立て作業が2日間に掛け行なわれ、着々とお正月に向けての作業が進められていきました。
 お正月になりますと、この賽銭箱には15本の鈴の緒が下げられますが、どこの場所でお参りされても八幡様のご利益は変わりございません。ご参拝の折には左右に分かれてお並びになりお参りされますようお願い申し上げます。

マルエス技研工業所の作業員により本殿前に設置されていく仮設賽銭箱

  お正月には15本の鈴の緒が下げられます


■「煤払い式」斎行と御神像(お正月様)頒布始まる(12月13日)  本年も余すところ残りわずかとなり、当宮でもお正月に向けての準備が着々と進められております。
 その中の一つで、一年の穢れを祓う「煤払い」、(家庭で言う「大掃除」)が去る12月13日に行われ、八幡様の鎮座する内陣を宮司の手により、拝殿や石の間、回廊などを神職・巫女の手により隅々まで清められていきました。
 その他、長床などの普段は手の届かないような所も、青竹を編んで作ったお手製の箒で重要文化財に少しでも傷が付かないよう慎重に祓い清められました。
そして、この「煤払い」が終ると、ご社頭(祭儀棟)では新年の御神像(お正月様)や神札等の頒布が始まります。
 皆様も家の大掃除を済ませた後、一年間無事に過ごせた事を神様に感謝し、八幡様より新しいお神札を受けてお祀りし、清らかな気持ちで新年をお迎えいたしましょう。
 また、年内にご不幸があったご家庭でも、お亡くなりになられてから50日間(仏式で言う49日)を過ぎていれば喪が明けたことになり、神社にお参りし、新しい神札を受けても良いと言われております。もし気になる場合や、喪に服す日数は地方や続柄によっても違いがありますので、ご不明な点がございましたらお気軽に社務所までお問い合わせ下さい。

内陣は宮司以外誰も見ることが出来ない場所です    掃除が終ったら元に戻していきます

扉の一枚一枚も丁寧に   畳は雑巾で念入りに

  みんな並んで雑巾がけ   そんな姿をNHKさんに撮られました

普段は見逃しがちなところまで 長床も青竹を編んで作ったお手製の箒で

 ご社頭で頒布している「お正月様一式」 御神像(お正月様)の5枚セット


■日本一の「大門松」(12月4〜5日)  一年も早いもので、本年も残り僅かとなりました。当宮でも年越大祓式、お正月・松焚祭に向け着々と準備が進められており、八幡様の境内は徐々に慌ただしさを増しています。
 さて、毎年この時期恒例となっております、福島県鳩の森園芸の阿部さんご奉仕による「大門松」制作。今年も12月4・5日と2日間の作業の後、日本一の門松が三之鳥居前に飾られました。
 
三之鳥居前に飾られた大門松

 当宮名物の大門松は高さ8.8m・周囲4.5mと大きく、使用される松や大量のわらも全て下準備を行い、そこから段階を経て少しずつ形にしていく大変手間のかかる作業です。


  当宮の職員もお手伝い わらを巻きつけています

  段々形になってきました そろそろ完成間近かな…?

無事に完成しました!  阿部さんと比べるとこんなに大きい!

 実物をご覧になった方はお分かりだと思いますが、門松と言われなければ分からないほどの大きさに圧倒されることでしょう。
  
  完成した門松は厳粛にお祓いされました 皆様も年末年始のご参拝の際には是非とも大崎八幡宮の日本一の門松をご覧ください。
 (日野 美咲)

■一之鳥居『篇額』展示中  以前「八幡さま日記」にてご紹介させていただきました国道48号線に面している一之鳥居『篇額』の23年ぶりの補修工事がこの度終了し、新年を迎えるにあたり、今月16日に設置する運びとなりました。
 その16日までの期間に、畳4枚ほどの巨大な『篇額』をご参拝者の方々に実感して頂こうと、本殿前に展示しております。
 普段は鳥居に設置されている状態でしか見ることの出来ない『篇額』を、実際に間近で見ることのできるこの機会に是非ご参拝下さい。

 
  補修前の『篇額』補修中の『篇額』

  
 本殿前に展示しております


■ご結婚、おめでとうございます。(11月のご本殿での結婚式)  大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

11月20日 中村・八重崎 御両家11月20日 村田・岸野 御両家

 11月22日 日野・高木 御両家  11月27日 鈴木・深瀬 御両家
  
11月28日 中野・佐藤 御両家  11月29日 庄子・森岡 御両家

 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。
■「ウォッチン!みやぎ」撮影される(11月30日)  去る11月30日(火)、東北放送の取材班が当宮に来社され、撮影・取材をして行かれました。
 この日は、ご存知の方も多いようですが、地域に密着した街ネタとお天気を中心に、県内ニュースやスポーツを伝える番組「ウォッチン!みやぎ」内のコーナー、“安東理沙のりさんぽ”にて八幡町の散歩コースを散策していたようで、本殿前にて新村権禰宜に神社でのお正月準備の事や、現在修復中である一之鳥居の「篇額」の事などを聞いて行かれました。
 放送は、12月3日の金曜日になるそうです。 是非、皆さまにご覧頂ければと思います。

 まずはお参りから取材を受ける新村権禰宜


“理沙のりさんぽ”の安東理沙アナウンサー

■篳篥の舌(リード)作り稽古行われる(於:東京・千日谷会堂)(11月25日)  去る11月25日(木)、東京の信濃町にある千日谷会堂にて、昨年の2月に引き続き2回目の篳篥・舌(リード)作りの稽古が行なわれました。何度かこの「八幡様日記」でもご報告している通り、当宮では神職、仕女の職員全員が、雅楽器(笙・篳篥・龍笛)のいずれかを持菅として、日々習得に励んでおります。
 そして管ごとに月に一回程度、東京より先生をお招きして稽古を頂いておりますが、今回の篳篥の稽古は、特殊な道具を要するため、日帰りで東京に行き、作り方を教わって参りました。
  
 篳篥       舌(リード)を装着して、吹く。
 篳篥は、竹製の18cmほどの管に6cmほどの蘆(あし)で出来たリード(舌)を装着させて、初めて吹くことが出来、全体の主旋律の役割を担う楽器です。普段この舌は、先生が作ったものを頂くことが多く、自分で作るなど想像もつかなかった事ですが、今回の稽古で再度作り方を教えて頂きました。

○簡単に作り方を説明しますと・・・・・。
 蘆を4・5年乾燥させ、燻したものを使い、約6センチに切る

  蘆の吹く側を3/5程度削る。 加える方をはさみ、回す様に熱を与えつぶす

 熱する作業は、形作りの上で重要なポイント。実際に行なうと意外に難しく、
 火鉢の中に舌を落としてしまうことも・・・

  管に差し込む部分の図紙(ずがみ)を巻く部分を削ります。
  削り方の調整にかかる、八百谷啓人先生
 
  先生のやり方を見様見真似で削っていきますが、
  音がなるにはまだまだ時間がかかるようです

 以上簡単な説明ではありましたが、この舌を作るには素人の私たちには到底難しく、今回の稽古でも、慎重に作っていても途中で割れたり、削り過ぎてしまったりとしてしまい、初めから作り直しているうちに時間が足りなくなり、最後まで作り上げることが出来ませんでした。満足のいく舌を作るまでに相当な時間と苦労がいるようです。しかし、何とかこの作り方を習得し、今後更なる篳篥のレベルアップに繋げていきたいと思います。


■新嘗祭斎行(11月23日)  去る11月23日(火)、本殿にて五穀豊穣を感謝申し上げる「新嘗祭(にいなめさい)」が斎行されました。
 11月23日といえば、「勤労感謝の日」となっておりますが、勤労感謝の日は、「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨で昭和23年(1948)に国民の祝日として定められました。それ以前は、「新穀感謝祭」が国民の祝日とされていました。
 この「新嘗祭」は古く、宮中の儀式として形がととのったのは、飛鳥時代の頃とされており、天皇がその年に収穫された新穀や新酒を天照大御神をはじめとする天地の神様にお供えをし、農作物の恵に感謝するお祭りです。それは、宮中のみで行われていた儀式ではなく、民衆の間にも新しい穀物を神に供え、それを食べて収穫を祝う習俗がありました。
 当宮においても「新嘗祭」は、年間の祭典の中で2月17日に大神様に五穀豊穣を祈る「祈年祭」と同じく、八幡宮のお祭りの中では特に重要な「大祭」に位置づけられております。
前日には、氏子・崇敬者の方々からその年に収穫された新穀・野菜・果物など沢山の種類のご奉納頂いたものをご神前へお供えをしました。
 そして、当日の祭典では生憎の雨の中の斎行となりましたが、献饌の後、宮司が祝詞を奏上し、種々の産物が無事収穫された事に感謝を申し上げ、本装束を着けた巫女による「浦安の舞」奉奏の後、玉串を奉りて拝礼し、滞りなく厳粛に執り行われました。
 勤労感謝の日は、毎日勤勉に働く皆様への祝日と思われがちですが、趣旨にもある通り「生産を祝う祝日」でもあります。普段何気なく口にしているお米を始め野菜や果物の農作物を食べることが出来る事への感謝の気持ちを持って頂いて、ご参拝頂ければと思います。
  
   献饌 八幡様にお供えをします宮司による祝詞奏上
  
 本装束を着けた巫女による「浦安の舞」
  
 玉串拝礼本殿回廊には沢山のお供えものが並びます

 氏子・崇敬者の方々からご奉納頂いたお供えものの数々

■仙台・江戸学叢書刊行(11月20日)  仙台市博物館の学芸員であった齋藤潤先生は、「国宝大崎八幡宮」を研究テーマの一つとして、深く探求いたしておりましたが、平成20年の10月に惜しくもご逝去されました。
そしてこの度、齋藤先生のこれまでの業績の一部を博物館の関係者や、同輩の研究者の方々の手によりまとめあげられ、仙台・江戸学叢書の特別編として「伊達氏、仙台への道」が刊行されました。
 今回の叢書をご希望の方や、刊行状況等ご不明な点がございましたら、お気軽に社務所までお問い合わせ下さい。
☆刊行された叢書   
「伊達氏、仙台への道」
齋藤潤 元仙台市博物館学芸員
■七五三祈請祭斎行(11月15日)  去る11月15日(月)、毎月斎行している月次祭に合わせ、七五三祈請祭が執り行われました。
今年は3歳の子にご両親、お爺ちゃんお婆ちゃんが参列する中の斎行となりました。
 祭典では宮司一拝から始まり、献饌、宮司による祝詞奏上にてお子様の健やかなる成長をお祈り申し上げ、巫女による「萬代の舞」奉奏後、玉串拝礼を行い、お子様もご両親に見習い一生懸命に小さな手を合わせていました。
 祭典終了後、参列した皆様と宮司・祭員と一緒に本殿前にて記念撮影を行いました。
 七五三は、天和元年(1681)に徳川綱吉の子・徳松公を11月15日に祝ったのが始まり、と言われておりますが、子供の無事と健やかなる成長を祈る親心は、昔も今も変わりはないようです。
  
ご参列頂いたご家族  ご両親と一緒に朱里ちゃんも玉串拝礼しました
 
 最後に記念撮影を行いました
■第18回宮城県神社庁主催『国旗のある自由画コンクール』表彰式(10月30日)  去る10月30日(土)、宮城県神社庁主催の『国旗のある自由画コンクール』の表彰式が宮城県神社庁にて行われました。
 大崎八幡宮では毎年、このコンクールに向けて5月の皐月祭・9月の例大祭を前に4歳児〜小学校6年生を対象に作品を募り、祭典期間中に境内の西回廊と長床前に掲示して展覧会を行なった後、その作品を神社庁に出展致します。
 今年は当宮から329点、県内各地から153点の応募があり県内在住の画家・畠山信行先生を中心に厳正な審査が行なわれ、特選から特別賞まで22点の作品が表彰されました。その中で当宮から出展した作品より特選1点、準特選2点、入選6点、宮司賞1点がめでたく選ばれました。
受賞者の皆様、誠におめでとうございます。
 また、今回の特選、準特選に選ばれた作品につきましては、これから開催される「社団法人日本国旗協会」主催の全国展に出展されます。

特選「お召し列車」   準特選「一位をとった日本」 国見小学校 6年 佐藤匠技さん 聖ドミニコ学院小学校 6年 佐藤 桃香さん


 準特選「がんばれ日本」最後に皆の笑顔をぱちり☆
 聖ドミニコ学院小学校 4年 高橋 蓉さん  来年も皐月祭を前に作品の募集を行いますので、一人でも多くの方に参加して頂き、皆様の個性溢れる作品を沢山拝見できることを心よりお待ちしております。(齋藤 優佳)
■「大崎八幡宮社務所他文化財登録申請に伴う実地調査行う」(10月30日)  去る10月30日(土)、前日に行われた宮文連の研修会にてご講義を頂いた、熊本達哉氏が来社され、宮城県県教育庁文化財保護課の関口殿、仙台市教育委員会文化財課の吉岡殿、松本殿、川后殿と共に、当宮の社務所大広間にて登録有形文化財建造物申請に伴う実地調査が行われました。
 50年を経過した歴史的建造物のうち、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」「造形の規範になっているもの」「再現することが容易でないもの」等、一定の評価を得たものを登録する『文化財登録制度』というものが平成8年に誕生しました。
 この制度は、私たちの周りにある、残してゆきたい風景、時代の特色をよく表したもの、ふたたび造ることができないものを守り、地域の資産として活かすためのつくられたもので、届出制というゆるやかな規制になっており、住宅や店舗、神社、お堂などはもちろん、工場や駅舎、橋、トンネル、ダム、さらに石垣や煙突など幅広く数多くの建造物を対象としての活用が促されています。
 登録有形文化財建造物は活用を重んずる文化財なので、登録したからといって規制に縛られることはなく、外観が大きく変わる場合などに届出が必要なだけで、所有者は修理や管理について国(文化庁)に技術的なアドバイスを求めることができます。そして、建物を今まで通りに使うもよし、事業資産や観光資源として利用しても大丈夫ということで、外観を大きく変えなければ内部を改装し、ホールやレストラン、資料館などとして活用することが可能ということだそうです。

 社務所(北側)  社務所(南側)

 社務所(大広間)社務所(貴賓室)

 
微笑みが親しみを増すが  県文化財課の関口氏と
  本当は厳しい文化庁熊本調査官市文化財課の吉岡氏と松本氏

 歴史ある大崎八幡宮の社務所はまだ文化財登録にはなっておりませんが、これからも古き良き風景を残していく為に尽力してまいります。   (日野 美咲)
■「宮城県文化財所有者連絡協議会」文化財保護研修会開催(10月29日)  去る10月29日(金)、宮城県松島市にある瑞巌寺にて、当宮の宮司が会長を勤める『宮城県文化財所有者連絡協議会』(以下宮文連)の秋季保護研修会が開催されました。
宮文連では活動目的の一つとして、文化財の保存と活用の充実をはかることとされています。
 今回の研修会には県内の文化財所有者や関係者の方々42名が参加され、文化庁文化財部参事官(建造物担当)付主任文化財調査官の熊本達哉氏をお招きしてご講義を頂き、登録文化財申請について学びました。また、講義の後には文化財建造物保存技術協会(文建協)の酒巻仁一氏の案内により、修復中である瑞巌寺の見学を致しました。
 修復中の瑞巌寺では現場を公開することは今のところ予定にないとの事で、大変貴重な機会であり、参加者は本堂が解体されてより鮮明になった建築様式を大変興味深く観察しておりました。
  
  解体された本堂内部 興味津々に観察中
 見学終了後は円通院に移動し、副住職の天野春華氏の案内により、次の日から開催される円通院庭園のライトアップを特別に観させていただきました。また、同境内にある懐石料理店『雲外』にて懇親会が開催され、日頃の文化財の保存活動等について活発な意見交換がされておりました。
  
ライトアップされた円通院庭園

美味しい料理に舌鼓を打ちました和やかに意見交換をされていました

 皆様にも文化財について深いご理解を頂ければ幸いです。 (日野 美咲)
■「ご結婚、おめでとうございます。」(10月のご本殿での結婚式)  大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

  10月2日 佐藤・山下 御両家    10月3日 谷・立川 御両家

10月10日 穀田・佐藤 御両家 10月10日 斉藤・五十嵐 御両家

  10月16日 黒坂・坂本 御両家 10月29日 ゴメズ・齋藤 御両家

   10月30日 及川・石川 御両家
 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。
 誠におめでとうございました。
■「一之鳥居『扁額』修復工事始まる」(10月27日)  国道48号線に面している当宮の一之鳥居は、昭和63年に大崎八幡宮御鎮座380年記念事業として建てられたもので、この度その一之鳥居の修復に合わせ、『扁額』も修復する運びとなりました。
 一之鳥居の『扁額』は三之鳥居のそれを模倣したものであり、『八幡宮』の文字は五代藩主吉村公が揮毫なるものです。そして、その『八幡宮』の三文字の周囲には伊達家の家紋である「日の丸」(ひのまる)「竹に雀」(たけにすずめ)「丸の内に堅三ツ引両」(まるのうちにみつびきりょう)「九曜」(くよう)「蟹牡丹」(かにぼたん)「龍胆車」(りんどうぐるま)の六紋が描かれており、当宮の御神酒ラベルの基本デザインとしても使われております。
 扁額の大きさは畳4枚ほどで、外す前は重さが約300s程度と想定されておりましたが、実際には約650sもあり、大変困難な作業となりました。
 
  外される前の扁額 作業中・・・
 
いよいよ扁額が外されます 外された扁額は迫力があり
技手の波岡先生が小さく見えます

 修復には約1カ月半かかるとのことで、その間皆様にご迷惑をおかけしますが、年明け前には修復した『扁額』をお披露目できるかと思いますので、それまで少々お待ち頂きます様お願い致します。 (日野 美咲)
■「菅原権禰宜結婚披露宴」(10月24日)  去る10月24日(日)、当宮の菅原権禰宜のご実家である、岩手県胆沢郡金ケ崎町に鎮座する、金ケ崎神社にて菊地恭子さんと結婚という人生の節目を迎えました。
 菅原権禰宜は金ケ崎神社の三男として生まれ、岩手県内の高等学校を卒業後、國學院大學神道文化学部に進学。その後、ご縁がありまして平成21年4月に当宮に奉職されました。
当日は金ケ崎神社の大前にて粛々とご婚儀が執り行われ、両家の親族の方々に見守られつつ、誓詞を奏上し、御神前に玉串を奉り、夫婦の契りを結び交わしました。
 当宮から同僚職員のご結婚を祝い、伶人(雅楽演奏)奉仕として職員4名が出向し、谷津田権禰宜(太鼓)、齋藤仕女(笙)、日野仕女(篳篥)、高橋仕女(龍笛)で雅楽の演奏を行いました。
  
 菅原家親族                                           菊池家親族

 祭員と当宮の職員と

 挙式終了後は披露宴会場となる『ホテルシティプラザ北上』へ移動し、盛大な披露宴が開催されました。大崎八幡宮の宮司の挨拶では、激励の言葉が途中から暴露話になり、周囲から笑いが漏れ、場の雰囲気を和ませてくれました。少し緊張気味だった菅原権禰宜と恭子さんも、宮司の挨拶によりリラックスした様子で終始、幸せいっぱいの笑顔でした。

  
入場は相合傘で紋付袴と赤い内掛けで    純白に包まれる幸せそうな二人
 
 キャンドルサービスは紫のドレスで

 菅原権禰宜と恭子さん、そして菅原家・菊地家ご両家様にこれからも末永いご多幸と、八幡様のご加護がありますようにと心よりご祈念申し上げます。 (日野 美咲)
■「地久祭並びに教育勅語渙発百二十周年記念祭斎行」(10月20日)  去る10月20日(水)、地久祭並びに教育勅語渙発百二十周年記念祭が斎行されました。
地久祭とは、皇后陛下の御誕生日にあたる10月20日に、御誕生をお祝いし、皇室の弥栄を祈る祭典です。
 また、本年は教育勅語が明治23年10月30日に、明治天皇様から渙発されてから120年を迎える記念の年となり、当宮においても地久祭と合わせ奉祝の祭典を斎行致しました。
当日の10時より、役員総代の参列の下行なわれた祭典では、宮司の御祭開始の一拝から始まり、大神様に神饌をお供えし、宮司による祝詞にて皇后陛下の御誕生をお祝い申し上げました。その後、教育勅語を祭員、参列者合わせて奉読、また巫女により御神楽「浦安の舞」が奏され、玉串にて宮司以下参列者の皆様も拝礼を行い、滞りなく祭典は斎行されました。
 そして本殿を出た後は、境内にある「遥拝所」にて皇居並びに明治天皇様の京都の御陵を遥拝致しました。
  
 祝詞奏上後、祭員、役員総代、楽人全員で「教育勅語」を奉読
  
 巫女による「浦安の舞」奉奏
  
 祭員に続き、役員総代も玉串にて拝礼し、皇后陛下の御誕生をお祝申し上げました

■「阿部仕女送別会」(10月18日)  本年も余すところ残り2ヶ月半となり、当宮でもお正月の準備に勤しむ時期となって参りました。
 そんな中、去る10月18日(月)、阿部祐子仕女の送別会が開催されました。
 平成15年に市内の高校を卒業し、当宮に入社、7年半と長い間奉仕して頂いた阿部仕女は、来年3月に目出度く結婚することが決まり、実家にて少し早めの花嫁修業に入るため、今月末で寿退職する事になりました。
 市内の飲食店で行われた送別会では、宮司さんからの今だからこそ言える入社試験時の話、また神職・先輩の仕女さんからは、一緒に奉仕してきた中での思い出話、そして後輩の仕女さんからは、職務を教わってきたことへの感謝の言葉が一人ずつ述べられ、7年半という長い年月が一気に思い出されたようです。
 阿部仕女は、入社してから6年間祭儀課として奉仕した後、1年半は奉賛課として、普段の職務は勿論、後輩への指導や舞の稽古、また雅楽では「笙」を担当し、祭典や本殿挙式等で奉仕をして頂きました。
 職務中以外では明るく、仕女さんの中だけでなく当宮のムードメーカーの存在である阿部仕女が退職してしまうのは、とても寂しい事ではありますが、これからは家庭でのムードメーカーとして、主婦業に専念していただければと思います。
  
 職員一人一言ずつ阿部仕女へ先輩の佐藤仕女より花束贈呈

宮司より一言 色々な話が出てきました  本殿前にて仕女全員での記念撮影

■「神嘗奉祝祭」斎行(10月17日)  去る10月17日(日)、本殿にて神嘗奉祝祭が斎行されました。
神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)とは、その年に収穫された新穀を、全国の神社が本宗と仰ぐ日本の総氏神様でもある伊勢の神宮へ奉り、収穫感謝を申し上げるお祭りです。
 この祭典は神宮の正月とも言われ、祭典を前に御装束・祭器具等の一切が新調されます。宮中においても天皇陛下御自ら水田にて稲をお作りになられ、様々な祭儀が執り行われ、豊年を祝します。大崎八幡宮においても、午前10時から斎行された祭典では、奉祝の気持ちを込め宮司が祝詞を奏上し、巫女舞が奏され、玉串拝礼を行いまして神宮を遥かに遥拝致しました。


祝詞奏上前の様子                        浦安の舞(扇舞)

浦安の舞(鈴舞)                    遥拝所で伊勢神宮を遥拝しました

 今月で大崎八幡宮を退職される阿部仕女にとっては最後の祭典奉仕となりましたが、最後の奉仕を終えた阿部仕女は『最後の祭典奉仕ということで、いつも以上に気が引き締まり、とても清々しい気持ちで八幡様にご奉仕することができました。また、佐藤仕女との奉仕ということで安心して舞を舞うことができたと思います』と笑顔で感想を述べていました。
 阿部仕女は平成15年3月に市内の高等学校を卒業後、4月より当宮に奉職いたしました。高校時代にはゴルフ部の部長として、ゴルフの腕前はもうひとつだったとのことでしたが、部員をまとめる統率力には定評があったと当時の顧問の先生からお聞きしております。そして、祭典終了 後には何度かゴルフをご一緒した高山役員が急遽、激励へと駆けつけて下さいました。


  宮司と高山役員とスリーショット           宮司と佐藤仕女とスリーショット
  
  最後に佐藤仕女とのツーショット!

 7年半、八幡様にご奉仕された阿部仕女は来春、御結婚なされるとの事で当宮を退職されますが、阿部仕女にこれからも沢山の幸せと、ご加護がありますことを心からご祈念致します。 
  (日野 美咲)


■「伊勢山皇大神宮 昇殿参拝」(9月27日、10月6日)  去る9月27日(月)と10月6日(水)の2日に分け、伊勢山皇大神宮の方々が研修旅行で当宮にお訪れました。
 先ず、本殿にてお祓いを受けた後、神職の案内にて社殿内部の彫刻や石の間の天井などの説明を聞いていかれました。
〜伊勢山皇大神宮について〜  伊勢山皇大神宮は、神奈川県横浜市の総鎮守として鎮座されており、現在のみなとみらい地区を見下ろす高台にあります。御祭神は天照大御神をお祀りしており伊勢神宮の御祭神と同じことで知られています。また、御社殿は唯一神明檜造で、屋根の千木(角の様な形)と鰹木が特徴です。
 皆様も、横浜へ行く機会がございましたら、伊勢山皇大神宮へと足を延ばしてみては如何でしょうか? (本田愛)


  9月27日 記念撮影  10月6日 記念撮影

  社殿内部の説明を受ける様子漆塗り替え工事に来ていた小西美術の
 白川さんより漆の説明を受けていました
■「楽天の川岸選手がご参拝に」(10月1日)  去る10月1日(金)、楽天イーグルスの川岸強投手が、奥様の安産祈願と、お子様の七五三詣りのためご参拝されました。
 川岸選手は、昨シーズン中継ぎとしてチームの2位躍進に貢献し、今シーズンも守護神として活躍されました。
 祈願後には絵馬へのサインや、写真撮影等の急なお願いにも快く笑顔でお応え頂きました。
 尚、川岸選手にサインして頂いた絵馬は本殿左脇の西回廊に奉納されておりますので、ご参拝された際に是非ご覧になってください。
 ご家族皆様のご健康と、お子様の健やかなる成長を心よりご祈念申し上げます。
  (山田友紀)

川岸選手に頂いたサイン   祈願後の川岸選手ご一家

■「例大祭の感想」(10月2日)  今年4月に奉職した2人にとっては初めての「例大祭」。
 八幡宮の数ある行事の中で、一番重要視されている大祭の一つでもある「例大祭」を終えて、一息ついたところで2人に感想を聞きました。

 出仕 菅原 啓生  
 例大祭は私にとって、勉強になることばかりでした。
 まず、1日に斎行された鳥居祭ですが、全国的にも大変珍しいお祭りということで、準備の段階から解らないことが多く、不安も沢山ありましたが、無事に奉仕することが出来ました。そして、学校で習うこと以外で、他の神社でご奉仕した祭典とはまた違く、大変勉強になるものでした。
 次に、11日、12日、15日には、献饌式、神幸祭、流鏑馬神事、例大祭(祭典)と、次から次と祭典行事が続きお祭り事を重ね、無事斎行されたのですが、一年中の祭典行事の中で一番大きい祭り「大祭」ということで、「これがお祭りなんだ」という印象でした。これが地域の方々や私たちを守ってくださる八幡様への「おもてなし」であり、八幡様へ奉仕するということはこういうことなんだ、ということが感じられるものでした。
 例大祭で経験したこと、感じたこと、勉強になったことを胸に、これからも頑張っていきたいと思います。 

 仕女 山田 友紀 
 大崎八幡宮に奉職し、約半年が経ち、ようやく仕事も慣れ始め9月に入り、初めての例大祭を迎えることとなりました。
 初めてという期待や不安を胸に抱えつつ、当日は生憎の雨となってしまいましたが、沢山の担ぎ手さん方が集まり、予定通りに神幸祭が行われました。
 神幸祭で私は、お先太鼓としてお神輿の先陣を切りアナウンスを行ないました。大崎八幡宮の年に一度のお祭りで、主役にも近い行事の一つである神幸祭でのアナウンスなので、私は緊張で胸が押しつぶされそうでしたが、台本をにらみながらアナウンスしていく内に、段々と緊張がほぐれていきました。
 先輩の巫女さんや神職さんの手助けを頂きながらも、今年の例大祭のご奉仕ができました。






 奉職したばかりの2人にとっては何をするにも初めてのことばかりですが、先輩神職、巫女の、時には厳しく、時には優しい助言を受けながら、経験を重ねつつこれからもより一層ご奉仕に励んでもらえることでしょう。


■「ご結婚、おめでとうございます。」(9月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

  9月17日 森・井野 御両家
  
9月26日 阿部・高橋 御両家 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。

■「伶楽舎、雅楽合奏会へ参加してきました」(9月26日)  去る9月26日(日)、今回で5回目となる伶楽舎との雅楽合奏会が、東京都新宿区南元町にある千日谷会堂にて行われ、新村権禰宜(龍笛)、菅原出仕(笙)、佐藤仕女(篳篥)、高橋仕女(龍笛)、齋藤仕女(笙)、日野仕女(篳篥)の計6名が参加させて頂きました。
 今回はいつもより早い時間からの開始となり、初めの1時間は各管に分かれての練習、その後2時間は合奏練習が行われました。雅楽の正式な演奏形態で吹くことに多少は戸惑いを感じられなくなりましたが、参加する度に、自分たちの未熟さに気づかされるばかりです。3時間という短い時間ではありましたが、いつも神社の中での練習、合奏ばかりの私たちにとって、他で練習している方との交流や、レベルの高い方々の中で吹かせて頂くことはとても貴重な経験となり、かつ刺激を受けたことで、今後の各々の練習や、祭典奉仕にも良い影響が出て、さらに自身への成長へと繋がることでしょう。

  〜合奏風景〜
 
  雅楽の正式な演奏形態 
 (芝祐靖 監修「雅楽入門事典」より)


■「例大祭斎行」(9月11日・12日)  大崎八幡宮の例大祭は、年に一度の最も重要な祭典であります。また例大祭は、八幡大神様の「おまつり」として斎行され、氏子崇敬者が常に私たちをお守りくださる八幡大神様に感謝し、御神徳を称える祭典であります。
 藩祖伊達政宗公は、仙台開府に伴い、直ちにその鎮守として慶長9年より四ヶ年の歳月をかけて御社殿の御造営に取り掛かり、慶長12年(1607年)8月12日、御神体をお祀りする遷座祭を斎行、14日には盛大に奉祝大祭が行われました。以来仙台総鎮守として400年の間代々尊崇されてきました。
 そして当宮ではこの例大祭を、毎年八幡様の例祭日である14日から2日間と日程を変更する事なく斎行して参りましたが、奉仕者の都合もあり、昨年より神事・神賑行事の日程を変更し、例祭日前の土日にかけて斎行する事となりました。
 この例大祭は、9月1日の『鳥居祭』から始まり、11日の『献饌式』『能神楽』、12日の『神幸祭』『鏑流馬神事』などの神賑行事がありますが、その中でも11日の夕刻より行われる『能神楽』(宮城県無形民俗文化財)は、献饌式後に御神慮を和ませるという「饗宴」の形を今に伝える重要な伝統行事であります。
 また、『鏑流馬神事』にあっては「吾妻鏡」によると古来、武士の教練のために行われていました。八幡宮の鏑流馬は遠田郡田尻町に鎮座していたことより、9月15日の例大祭で斎行されていたと記録されており、この地に遷座したあとも現在に至まで途絶えることなく、県内在住の有志によりその行事が伝えられております。
 次に、『神幸祭』(神輿渡御)でありますが、御社殿での献饌式ではそのご参列に限りがあり、広く地域の方々が神恩に感謝し御神徳を称える機会を設けるとともに、地域の発展と安寧を願う神事であり、その奉仕者は氏子区域はもとより仙台市内一縁から500名を超える方々にご奉仕頂いて現在に至っております。
こ の外に、神事・神賑行事の日程の変更を余儀なくされましたが、恒例の例大祭祭典は従来通り、9月15日に役員総代参列のもと、前々日の多くの参拝者で賑った境内も、この日の祭典は静寂に包まれる中、厳粛に斎行されました。

 91日 「鳥居祭」  鳥居祭は、事故無く盛大に執り行われることを祈念し斎行され、ご神前に最も近い鳥居として、外部からの罪穢れを防ぐ為に縄が張られ、お祭りまでの間は通行禁止となります。
この縄は、9月12日の神幸祭・神輿渡御の出幣式の時に裃姿の先達の手により切断され、三之鳥居を神輿が通った後に初めて通行が許可されます。

  宮司による祝詞奏上  大麻(おおぬさ)と切麻(きりぬさ)を用いて
  鳥居を祓い清めます

 例大祭までの清浄をお守りいただく神様に神饌(御酒・鰹の生節・梅の酢漬け・
 茄子の漬け物)をお供えします

 伝播八幡井組雀踊り保存会による雀踊り奉納演舞
 12日まで縄は張られたままになります

9
3日 「鈴の緒奉納式」  皆さんは本殿の鈴の緒(参拝する際に鳴らす鈴を振る緒)が、毎年取り替えられているのをご存知でしたでしょうか?
 毎年例大祭を前に、崇敬の篤い方々の御奉納により新たに鈴の緒を調整されており、本年は215本のご奉納を頂きました。
 鈴の緒には、皆様の御祈願の成就を祈念し、御奉納頂いた方のお名前と祈願名を浄書します。さらに御奉納頂いた方にご案内し、一緒に作り方を行っています。写真の通りただ皆様に御奉納頂くのみならず、実際にご自分の手で作って頂き、出来上がった鈴の緒はそのまま御社殿にて奉納式が斎行され、拝殿に下げられます。
 自分で奉製した鈴の緒だけに、想いも深く、鈴の緒を振る音は、高らかに神様のもとへ届くことでしょう。
  祈願名・氏名を浄書した布を広げ、何枚も重ねまとめていき、1つの棒状にしていきます

 棒状になった布をねじりながら編みこみます皆様のご協力のもと3本出来上がりました

本殿にて奉納式斎行  最後にご奉納、鈴の緒調整頂いた皆様と記念撮影

911日 「献饌式」  献饌式とは、八幡大神様に米・酒をはじめとして海の幸・山の幸をお供えし、例大祭が事故無く盛大に斎行されるよう祈念する、年間祭典行事の中でも特に重要な祭典です。
 当日は生憎の雨模様となりましたが、午後3時から行なわれた祭典では、宮司が祝詞奏上した後、本装束を着けた巫女による「浦安の舞」奉奏、次に宮司、役員総代ら参列者が玉串を神前に捧げ、今年度も例大祭が無事盛大に行われるよう祈願致しました。

御扉開扉      献饌 神饌 宮司祝詞奏上 
 御簾を上げることにより八幡  (神様に召し上がって頂くもの)   例大祭の無事斎行を 
大神様がお出ましになられますを神前にお供えします   祈願致します
 
  巫女による「浦安の舞」  多くの皆様方にご参列を頂きました

911日 「ちびっこまつり」  お祭りを子供たちにも楽しんでもらおうと始まった「ちびっこまつり」。今年は、五橋にあるダンススタジオ「Rock Foot(ロックフット)」のジュニアクラスの生徒たちによるヒップホップのダンス発表や、みんなで楽しめるゲーム、最後には誰もが知っている歌謡曲を歌い、盛大に行われました。

「LiL’ wing(リル ウィング)」の子供たちによるヒップホップダンスの発表

 昨年に続き登場した職員の  意外と難しいゲーム「輪投げ」  ちびっこみんなで
手作り「だるま」でうまく入ったかな?「さんぽ」を大合唱
 「だるま落とし」ゲーム

911日「能神楽奉奏」  11日の夕刻より行われた「能神楽」(宮城県民俗芸能文化財)は、当宮の能神楽保存会の皆様により8演目が奉納され、この献饌式後に御神徳を和ませるという『饗宴』の形を今に伝える重要な伝統行事であります。そして、その特徴は足を摺るように静かに舞うところにあり、「能」の所作に良く似ていることから「能神楽」と呼ばれております。

 「神拝(じんぱい)」「龍天(りゅうてん)」 「小弓遊び」
 
  「四天(してん)」   「獅子取り舞」

912日 「神幸祭」  例大祭の中で一番の盛り上がりを見せるのが「神幸祭・神輿渡御」です。約1tあるといわれるお神輿を約160名の男性が交代で担ぎ、それに女御輿、子供御輿、4歳から9歳までの男の子が流鏑馬の格好に扮した騎射子行列など、約150米の行列が町内を練り歩きました。
 今年は前日より雨が降っていた為、斎行が危ぶまれていましたが、当日の朝に行われた実行委員長らの会議で予定通り斎行することが決まり、急遽神具類にビニールをかける等の準備が行なわれ、当初の時間通り無事に出発することが出来ました。
 
召し立ての後、本殿前を出発します

  八幡様を乗せたお神輿が担がれ出発です  こども御輿も雨の中元気いっぱい

三之鳥居に張られた縄が勢い良く切断されました 大石段を降り、いよいよ町内へ

  神輿の巡幸を祝い、雀踊りの演舞が境内を賑わしていました

迫力のある“大神輿”行列の華“女御輿”

 雀踊りがお出迎え    参加した良き思い出に

912日 「居合道奉納演舞」  お神輿が出発した後の11時30分より、本殿前にて宮城県剣道連盟居合道部会の皆様による『奉納居合演武』が行なわれました。
 先ず始めに本殿にてお祓いを受け、玉串拝礼にて八幡様にご奉告した後、本殿前に移動し、独特な緊張感に包まれる中、演武が始まり「日本剣道形」、次に「居合演武」、「試斬」、「全日本剣道連盟制定技」と続き、最後に「夢想神伝流居合」が行われ、その一つ一つの演武の際には連盟の方による説明もあり、普段は見ることの少ない居合演武ですが、参拝者の方にも分かりやすく見ていただけたのではないでしょうか。

 木村、菅井両氏による「日本剣道形」 阿部氏他4名による「居合演武」

 佐々木氏による「試斬」  赤塔氏他2名による「全日本剣道連盟制定技」
佐々木氏による「夢想神伝流居合」

9
12日 「流鏑馬神事」  当宮の流鏑馬は、遠田郡田尻町に鎮座していた頃より、9月15日の例祭に斎行されていたと記録されており、現在に至るまで途絶えることなく継承されております。
 先ず、安全斎行を祈願し本殿にて出陣式を執り行い、その後神職が馬をお祓いします。次に二回の練習後、奉行の合図と共に馬場祓役が馬場元より馬場末までの罪穢れを祓い清め、3人の射手が各々3回ずつ馬場に設置された3箇所の的をめがけ矢を放ちます。
 当宮の馬場は約180mと距離が短く、射手にとっては大変難しいとされており、近年の的中率で不評をかっておりましたが、昨年より前日から馬の慣らしの為に練習を行っているため、今年は50本の的の奉納を頂きましたが、27射中20射が的中し、大変賑やかな神事となりました。

 的中なるか!?見事に“矢”が刺さりました!

9
12 「神賑演芸大会」  例大祭最後の日程となるのが、「神賑演芸大会」。午後6時より広場特設ステージにて、数又社中による津軽三味線の演奏や山根社中による踊りの演舞、また今年は、「伊達武将隊」も登場し、見事な殺陣を披露。その後は、奉献台の前や本殿前に移動し、集まった参拝者との写真撮影会が始まり、参拝者の中には武将隊のファンの方もいらっしゃり、大いなる賑わいをみせていました。
 演芸大会後には、恒例の大抽選会が行われ、特等賞の折りたたみ式自転車を含む計161本の様々な景品が用意され、今年も例大祭は盛大に締めくくられました。

  数又社中による津軽三味線・歌謡 「伊達武将隊」登場!!

 終了後には沢山のファンに囲まれていました 仕女さんも一緒に撮ってもらいました


■「『一之幟』奉納式斎行」(9月1日) 去る9月1日(水)、本殿にて「一之幟」の奉納式が斎行されました。
この大幟は毎年9月の例大祭、お正月の際に一之鳥居のところに設置されていましたが、平成12年に奉納された幟で破損が多く見られたため、今回新に山上清水の世話人・氏子の皆様により奉納されました。
当日の奉納式では、山上清水の世話人・氏子6名と大幟の制作を依頼した(株)永勘染工場の3名が参列するなか、斎主による祝詞奏上に続き、山上清水世話人の嶺岸隆殿を始め、世話人・氏子の皆様、(株)永勘染工場代表取締役永野仁殿が玉串を奉りて拝礼し、無事の奉納をご奉告致しました。
その後、階段下の一之鳥居前に移動し、職員と参列者の皆様と一緒に新しい幟を設置し、今月行なわれる例大祭に間に合ったことを喜んでおられました。また、大幟を製作した永勘染工場の永野社長は「文字を通常よりすごく長めに書いているが、設置してみると通常の大きさに見えますね。」と改めて幟の大きさを実感しているようでした。

斎主による祝詞奏上玉串拝礼をする山上清水世話人 嶺岸隆殿

(株)永勘染工場代表取締役 永野仁殿  奉納された幟を皆で付けていきました

職員・関係者総出で立てていきます

右側にも同じ様に取付けていきました

新しい幟が見事に設置されました 最後に立てられた幟の前で記念撮影


■「月首祭並びに神馬舎竣功奉告祭斎行」(9月1日)  去る9月1日(水)、本殿にて工事関係者5名の参列するなか、毎月行なわれる月首祭に合わせ「大崎八幡宮神馬舎保存修理工事」の竣功奉告祭が斎行されました。
この保存修理工事は、今年の3月より開始され、以前建物があった場所よりの移設、木工事、屋根瓦の葺き替え工事、また建物周辺整備事業が行なわれて参りましたが、この度目出度く竣功の運びとなりました。
当日の祭典では、宮司が祝詞にて無事の竣功を奉告した後、巫女による「萬代の舞」奉奏、宮司に続き、波岡建築設計事務所代表の波岡平八殿、(株)橋本店の酒井篤史殿、(有)木匠代表取締役の渡邉宏殿が玉串を捧げ、無事に竣功出来たことを八幡様に感謝し拝礼致しました。 本殿での祭典後には、神馬舎前に移動し、祭員が大麻と切麻にて神馬舎の外側と内側を清め、お祓いをし、奉告祭は終了となりました。

菊の花束を手にした巫女による「萬代の舞」奉奏  波岡建築設計事務所代表 波岡平八殿

 (株)橋本店 酒井篤史殿、(有)木匠 渡邉宏殿が代表し玉串を奉りて拝礼しました

  神馬舎前の外側と内側を大麻・切麻にてお祓いをし、神事は終了となりました
  
  最後に祭員、参列者の皆さんと記念撮影
■「ご結婚、おめでとうございます。」(8月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

 
  8月29日 高橋・松原 御両家

 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。


■「還暦厄祓祈願が執り行われました」(8月21日) 去る8月21日(土)、当宮宮司の母校でもある、仙台市立片平丁小学校38年卒業生(宮司を含む34名)の還暦厄祓祈願が行われました。還暦になりましたお祝いとこれからのご健康を願って祝詞を読み上げ、滞りなくご祈願を齋行致しました。
ご祈願の後に保存修理工事をしたばかりの旧神馬舎(しんめしゃ/かつて神様がお乗りになる馬を納めていた建物です)の東側に記念植樹として「仙台しだれ桜」を皆様の手で丁寧に植えられました。いずれ、美しい花を咲かせ片平丁小学校卒業生の皆様や参拝者の方々も楽しませてくれることと思います。
今回の厄祓祈願には、市内のみならず遠方からお参り頂いた方も多く、久しぶりの再会に懐かしい時間を過ごせたのではないでしょうか。



当宮ではこのように団体のご祈願も受付しております。厄祓祈願のみならず、古希や喜寿といった歳祝いのご参拝、また必勝祈願などもお受けしておりますので、お気軽にご相談下さい。
(高橋 舞)

■「仙台・江戸学叢書刊行」(8月27日) この度、平成20年10月に開講し、第17巻となる前仙台市博物館市史編纂室長 鵜飼幸子先生の「仙台藩の学者たち」と、本年4月に開講し、第33巻となる前宮城県図書館長 伊達宗弘先生の「仙台藩に彩りを添えたお姫さま」の叢書が刊行致しました。
事前にお申込み頂いている方には、すでにご郵送させて頂きました。
また新に叢書をご希望の方や、刊行状況等ご不明な点がございましたら、お気軽に社務所までお問い合わせ下さい。

☆刊行された叢書

『仙台藩の学者たち』 −17  『仙台藩に彩りを添えたお姫さま』 −33
鵜飼幸子 前仙台市博物館市史編纂室長  伊達宗弘 前宮城県図書館長


■「御鎮座記念祭 〜雅楽の夕べ〜 斎行」(8月12日)  去る8月12日(木)、社殿前特設舞台において『御鎮座記念祭〜雅楽の夕べ〜』が斎行されました。
 仙台藩祖伊達政宗公は、奥州管領大崎氏滅亡後、岩出山の城内に御神体を遷しておられましたが、仙台開府後は仙台城の乾(北西)の方角に当たる現在の地を鎮座地と定め、御社殿の造営に四ヶ年を要し、慶長12年8月12日、御神体を祀られました。
 その後、政宗公に続く歴代仙台藩候はもとより、仙台城下の人々に至るまで仙台総鎮守として、多くの方々に崇敬されてまいりました。そして、平成8年には御鎮座390年を記念し、第1回目の『御鎮座記念祭〜雅楽の夕べ』が斎行され、本年で15回目を迎えることが出来ました。
 舞を奉納する神職と巫女は、毎年ご助勢を頂いている雅楽演奏団体『伶楽舎』のメンバーでもあり、「笙」の演奏家としても有名な宮田まゆみ先生をお迎えし、4月からの月1〜2回の稽古の他に、職務を終えた後も、先輩巫女の指導を受けながら個人個人での練習に取り組んできました。
 当日は台風4号の影響もあり、日中は不安定な天候が続きましたが、夕方には青空が広がり、八幡様のおかげと感謝しつつ、無事に舞台の上で舞を奉納することが出来たこと、またこの地に遷座された日をお祝いするに相応しく、盛大に斎行されたことに八幡様も喜んで頂けたことと思います。
 そして、普段は滅多に見ることの出来ない御神楽(巫女舞)を拝観出来る良い機会と、年々参拝者の方が増えております。来年以降も年に一度の“記念日”を皆さまとご一緒にお祝い出来たら職員も嬉しい限りです。
 
本殿前で職員により舞台の設置作業が着々と進んでいきます

 出来上がった舞台で早速稽古を行ないました


 祝詞にて御遷座の日をお祝い申し上げます舞台周りが雨で濡れた為、『伶楽舎』の方々
  は神楽殿での演奏となりました
   
  神前神楽「青葉の舞」 御神楽「其駒‐人長舞」
神前神楽「浦安の舞」


■「七夕祈願祭齋行を齋行しました」(8月8日) 去る8月8日日曜日の夕刻4時より、ご本殿にて七夕祈願祭が齋行されました。
7月1日より、ご参拝の皆様にご奉納いただいた短冊や全国各地よりお送りいただいた短冊を、神前にお供えいたしまして、皆様のお願い事が叶いますようご祈願をいたしました。
短冊に初穂料を添えて奉納された方々には、祈願札をお送りいたしましたのでどうぞ神棚にお祀り下さい。  
また、本年は14の企業等からも短冊のご奉納がありました。(受付順)
・愛知県岩倉市  あいち歯科殿
・兵庫県川西市  スマイルプラス矯正歯科殿
・東京都文京区  (株)ACRONET殿
・神奈川県相模原市  ホテルラポール千寿閣殿
・大阪府大阪市  ホテル日航大阪殿
・愛媛県伊予郡  (株)フジ エミフルMASAKI殿
・沖縄県石垣市  (株)サロンドキミコ殿
・福岡県福岡市  パナソニック電工(株)
パナソニックリビングショウルーム殿
・石川県金沢市  (株)セイダイ殿
・東京都港区アボットジャパン(株)殿
・仙台市青葉区  田中貴金属ジュエリー(株)殿
・東京都渋谷区  カルピス(株)殿
・仙台市宮城野区(株)楽天野球団殿
・仙台市宮城野区(株)清月記殿  (8月11日現在)

  
  お預かりした短冊を奉納

神職が、皆様のお願い事が成就しますよう ご参拝の皆様によって結び付けられた多くの
祈念を込めて玉串拝礼しました。  短冊もお祓いいたしました。

 仙台七夕まつりの3日間と申しますと、少なからず1日は雨天に当たってしまうことが多く、七夕まつりを心待ちにする人々の間では必ず天気のことが話題になるものですが、今年は晴天のもと七夕祈願祭が齋行できましたことは幸いと、八幡様もお喜びになっておられたのではないでしょうか。  (野村さくら)


■「太元社例祭斎行」(8月1日)  去る8月1日(日)、毎月行なわれている月首祭の後、11時より太元社例祭が執り行われました。
 太元社は当宮の末社の中で一番大きなお社で、この8月1日は昭和56年に、現社殿の竣工式が行われた日に因んで、毎年例祭を行い、厨子の御扉が開かれ唯一、御神像としてお祀りされている「太元帥明王」を拝観することができる日です。
 当日は、天候が良く暑い中ではありましたが、総代・地区世話人の方々にご参列を頂き、宮司の祝詞奏上、巫女舞「浦安の舞」を奉納した後、玉串拝礼を行い、滞りなく祭典を執り行うことができました。
〜御由緒〜  太元社には大元帥明王が祀られ、邪鬼を懲らしめ、福を招く神として尊崇されている。
 創建時期は不明であるが、元禄11年(1698)の古図に拝殿前西側に記載されていることから、それ以前と推定されており又、厨子の扉には享保4年(1719)、仙台藩五代藩主伊達吉村公が武運長久と子孫繁栄を祈念し勧請した事が記されている。
 明治初期の神仏分離により拝殿前より現在の場所に遷御され、現社殿は昭和56年に氏子崇敬者の寄進により再建されたもので、以来、竣功式が斎行された8月1日に毎年例祭を斎行している。
 尚、平成9年3月に厨子内に祀られている木造の「太元帥明王立像」が仙台市の有形文化財に指定されている。
 
御開帳された「太元師明王立像」の前で 巫女による「浦安の舞」
  宮司による祝詞奏上
  
総代・地区世話人の方々の玉串拝礼祭典後に参列者の方と記念撮影
■「伊達政宗公、八幡宮を参拝」(7月31日)  去る7月31日(土)、当宮に仙台藩祖伊達政宗公が家臣を引き連れて参拝されました。
 北参道を太鼓を鳴らしながら甲冑姿で歩くこの団体は、『奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」』と名付けられた、伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎、支倉常長、馬之助(足軽)、与六(足軽)、おひな(くの一)の8名の皆さんで、仙台市の観光交流課が母体となり、(株)街ナビプレス社が“話題性のある新しい観光施策として、甲冑姿の伊達政宗を中心とした「伊達武将隊」によるエンターテイメント型観光”として、地域の観光PR事業を発信していくことによる地域活性化を目的とした事業の一環としたものです。
 そして、8月1日の仙台城址での“出陣”を前に8名が来社し、本殿前にて参拝、神職によるお清めのお祓い、祝詞奏上後、伊達政宗公が代表して玉串拝礼を行い、これから始まる事業への無事の成功を祈願致しました。また祈願後には、本殿前に設置してある笹竹にそれぞれ願い事を書いた短冊を結ぶ一幕も見られ、仙台での七夕まつりが始まるキッカケを作ったと言われる政宗公が400年の時を経た現代の七夕飾りを見て、どう感じていたのでしょうか・・・。
  
  勇ましい甲冑姿の「伊達武将隊」 お清めのお祓い

政宗公が代表し、玉串拝礼を行い無事の成功を祈願

祈願後には集まった参拝者と記念撮影 武将隊と同じ8名の仕女さん全員とも
  記念に撮ってもらいました
■「ご結婚、おめでとうございます。」(7月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。
 
 7月3日 三浦・庄子 御両家 7月10日 斎藤・田村 御両家

  7月31日 小山・中里 御両家   7月31日 加藤・先崎 御両家 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。

■「十二軒丁・愛宕神社例祭斎行」(7月24日)  去る7月24日(土)、当宮小野目宮司が兼務する十二軒丁に鎮座する愛宕神社(仙台市青葉区八幡1丁目)の例祭が斎行されました。
 愛宕神社は、防火鎮火の神とされており、創建については詳しく分かりませんが、宝永7年(1710)に龍寶寺門前町から出火し、仙台北部全域を焼失する大火があった為、愛宕神社をこの地に祀ったのではないかと推測されています。社殿様式がそれを裏付けています。
 当日は汗ばむほどの暑さの中、愛宕神社の役員さん始め、十二軒町親交会の方々や町内の子供会の子供たちが参列のもと、11時から始まった祭典では、宮司による祝詞奏上、巫女による「浦安の舞」奉奏後、役員、子供会代表の子供らが玉串拝礼し、無事の祭典斎行をご奉告しておりました。
 そして祭典終了後には、子供会の皆さんによる町内へお御輿の巡幸、また十二軒丁親交会が中心となり、屋台出し物やあんどんコンクールなどが行われ、本務社である大崎八幡宮の祭典とは一味違った素朴な「おまつり」ですが、いつも静かな境内も活気に満ち溢れていました。
    
  宮司による祝詞奏上  巫女による「浦安の舞(鈴舞)」

宮司・祭員玉串拝礼後、愛宕神社役員、子供会代表の子供たちによる玉串拝礼をし、
祭典斎行をご奉告しました

いよいよ町内へ子供たちのお御輿が巡幸です汗をいっぱい掻きながら戻ってきました

子供たちの手作りの可愛らしい“あんどん”が沢山並んでいました


■「第15回日本ジャンボリー執行式」(7月25日)
 去る7月25日(日)、当大崎八幡宮の青少年健全育成の教育方針に基づき、その育成団体として活動を支援しているボーイスカウト仙台第27団の隊員達が日本ジャンボリー出発前の挨拶に訪れ、社務所前にて執行式が行なわれました。
 今回ジャンボリーに参加する大塚君、酒井君、菊池君、堀内君は宮司さんから励ましの言葉を頂き、緊張していた表情も和らいで、気持ちも新たにジャンボリーへの参加を表明しました。

凛々しい表情の4人                               真剣に話を聞いている様子

  宮司さんから記念品を頂いてます                    宮司さんの表情も穏やかです

■日本ジャンボリーとは ボーイスカウト日本連盟主催のキャンプ大会であり、国内におけるボーイスカウト最大の行事。4年に一度開催され、現在までに14回実施されており今回で15回目を迎える。
■開催日時 日  程:平成22年8月2日(月)〜8月8日(日)
会  場:静岡県富士宮市朝霧高原
テーマ:世界に向かってでっかく羽ばたけ!
開会式:8月2日(月)
閉会式:8月8日(日)
主  催:財団法人ボーイスカウト日本連盟

今回のジャンボリーは大会期間が5日間から7日間に延長されるなど、前回と異なる点があり大変になるとは思いますが、参加される方々は体調管理に気をつけて活動してください。
 (日野  美咲)
■(株)日本航空インターナショナル「七夕祈願祭」(7月23日) 去る7月23日(金)、(株)日本航空インターナショナルの社員の皆様が参列のもと、七夕祈願祭、並びに安全祈願祭が齋行されました。
(株)日本航空インターナショナル殿の七夕祈願祭は、平成19年より毎年行われており、全国そして国外からの短冊を集め奉納されます。
今年も、神職による祝詞奏上の後、空港本部長の須川鉄郎様が代表で玉串を捧げ拝礼し、お客様始め、皆様方のお願い事が叶いますよう、併せて航空事業の安全運航を祈願致しました。

お祓いを受けている様子奉納された短冊

玉串拝礼する航空本部長の須川鉄郎様祈願後、ご参列頂いた日本航空の皆様が
本殿前にて記念撮影をしました

また、ご参拝の皆様に自由に願い事を書いて笹に結んで頂けるよう短冊を用意しておりますので、皆様の想いを八幡宮に預けてみてはいかがでしょうか?
八幡宮では、毎年8月8日に七夕祈願祭を行います。
現在も、短冊の奉納を受け付けしておりますので、ご興味のある方はどうぞこちらをご覧下さい。 皆様のご参拝お待ちしております。 (本田 愛)

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
TEL022(234)3606 FAX022(273)1788
Email:oosaki@okos.co.jp


■「仙台・江戸学叢書刊行」(7月16日) この度、平成20年2月に開講し、第9巻となる仙台市博物館副館長 小井川百合子先生の「仙台藩と茶道」と、昨年3月に開講し、第21巻となる文筆家 古川愛哲先生の「仙台藩の不通と忠臣蔵」の叢書が刊行致しました。
事前にお申込み頂いている方には、すでにご郵送させて頂きました。
また新に叢書をご希望の方や、刊行状況等ご不明な点がございましたら、お気軽に社務所までお問い合わせ下さい。

☆刊行された叢書
 
   「仙台藩と茶道」  「仙台藩の不通と忠臣蔵」
小井川百合子 仙台市博物館副館長 古川愛哲 文筆家

■「月次祭並びに安全祈願祭斎行」(7月15日)  去る7月15日(木)、本殿にて月次祭に合わせ、卸町東に事務所がある鈴木工業(株)の社員の皆様が参列のもと、安全祈願祭が斎行されました。
 当宮では毎月、1日に月首祭、15日に月次祭を斎行しており、10時から行なわれた祭典では、宮司以下祭員が奉仕し、まず始めに宮司一拝、献饌(神様が召し上がるものを御神前にお供えすること)をし、宮司による祝詞奏上にて八幡大神様に国家の繁栄と産業の発展、氏子崇敬者の祈願成就、また参列の鈴木工業殿の業務安全をお祈りしました。そして、祝詞奏上後には季節の花束(夏は撫子になります)を手にした巫女による「萬代の舞」奉奏、宮司祭員による玉串拝礼の後、鈴木工業(株)代表取締役の鈴木昇殿が代表で玉串にて拝礼し、下半期の業務安全、社運の隆昌を祈願致しまして、月次祭並びに安全祈願祭を滞りなく斎行することが出来ました。
 今回参列した鈴木工業(株)殿は、産業廃棄物の収集運搬処理業務等を請け負う会社で、以前より年始には御祈願を受けられていましたが、平成5年の工事作業中に起きた事故をきっかけに毎年7月にも安全祈願祭を受けられるようになり、今日に至っております。

☆ご紹介☆
鈴木工業株式会社  仙台市若林区卸町東5-3-28  https://www.suzukitec.co.jp


  ご参列頂いた鈴木工業(株)の皆様

 撫子を手にした巫女による「萬代の舞」奉奏 代表で代表取締役 鈴木昇殿が玉串拝礼

■「仙台北ロータリークラブ発展祈願祭斎行」(7月7日) 去る7月7日(水)、当宮の宮司も所属する「仙台北ロータリークラブ」の発展祈願祭が本殿にて執り行われました。
当日は、会長の石井喜一殿以下会員8名が参列し、神職による祝詞奏上の後、石井会長が代表で玉串を捧げ拝礼し、クラブの今後更なる発展を八幡様に祈願致しました。

ロータリークラブとは・・・
国際的な社会奉仕連合団体である「国際ロータリー」の単位クラブのことを言い、1905年にアメリカに最初のクラブが誕生し、1920年には日本初のロータリークラブが東京都に作られた。 目的を職業奉仕(会員の職業倫理を高めること)と、そこから広がる社会奉仕と国際親善としており、各地でクラブ単位の奉仕プログラムが盛んに行なわれている。

  神職の祝詞奏上の後、石井会長が代表して玉串を捧げ、発展を祈願致しました。


■「献木に芳名板をつけました」(7月3日) 去る7月3日(土)、職員の手により境内の各所に植樹した花々に芳名板の立て方を行ないました。
境内にはさまざまな草花が植えられておりますが、その殆どは「献木」によるものです。
献木とは、参拝者や崇敬者の方々より初穂料をお納め頂き、ご自身のご祈願や、お子様の誕生祝い等の記念にと境内に植樹し、お名前を記入した芳名板を傍に立てているものです。
しかしこの植樹は、ご自身で植樹をしたいとお申し出になる方もおられますが、当宮の職員や出入業者さんにより行なわれており、ご奉納頂いた方々には木々や草花の成長を見守りつづけて頂くこととなります。
今 回花々に立てた芳名板は、平成21年1月〜平成22年6月にご奉賛頂いた方になります。是非、ご参拝いただいた際にご覧下さい。
また、尚一層の境内整備を進めるべく、献木のご奉納は随時受付けしております。お子様やお孫さん誕生などの記念樹として如何でしょうか。
詳しくは社務所までお問い合わせ下さい。


馬場より社務所上り口付近のサツキや桜の木に、また表参道の紫陽花や桜の木にもそれぞれ芳名板が立てられました。(写真は沢山立てられた中の一部になります) 
芳名板には、ご祈願名・氏名・奉納した日にちを記入しています。

■「水無月大祓式」斎行(6月30日)  去る6月30日(水)、境内祓所において「水無月大祓式」が斎行されました。
当日は朝から生憎の雨模様でしたが、祓所前に設置されたテント内には多くの参列者の姿が見られました。
 この神事は、参列者が神職の「大祓詞」の宣読に沿って、左なえの麻縄を口でほどき右肩越しに、右なえの麻縄を口でほどき左肩越しにそれぞれ投げ、切麻(きりぬさ…紙吹雪状のもの)を撒いて自身を祓い、人形(ひとがた)で体を撫でてから息を吹きかけ罪穢れを移し、紙包みに戻したものを回収し、唐櫃(からひつ)に納め、これを神職がお祓いするものです。このお祓いの後、祭員に引き続き参列者の方も一緒に「茅の輪」をくぐる事が習わしとなっておりますが、この「茅の輪」は、6月の夏越の大祓式にのみ使用され、これをくぐることにより疫病や罪穢れが祓われると言われております。くぐりかたは「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 延ぶというなり」という古歌を唱えながら、左回り・右回り・左回りと3回輪をくぐり、最後に真っ直ぐくぐり抜けます。
 こうして祓われることにより、知らず知らずのうちについた心身の罪穢れが綺麗に清められ、残りの半年間を新たな気持ちで迎えられるのです。
〜大祓式「茅の輪」の起源〜  大祓式は毎年6月と12月に斎行されておりますが、起源は古く、須佐之男命(すさのおのみこと)が罪を犯し、高天原を追放された故事が始めとされ、その後災害疫病等の際にその都度行なわれていたもので、現在のように定期的に行なわれるようになったのは、大宝元年(701年)からのことです。また、「茅の輪」をくぐるのは善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が、須佐之男命(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」と言われ、その通りにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

〜「茅の輪」が出来るまで・・・〜
 
刈ってきた茅を芯となるものに巻きつけ、紐で綺麗な「輪」となるよう縛っていきます
 
 機械で吊り上げ、土台に結びつけます
 
 両脇も同じ様に結びつけ、出来上がりです
 
  祓主が「大祓詞」を読み上げます その間に麻縄を肩越しに投げ、切麻を撒き、
人形で体を撫で、罪穢れを移します
 
  大麻・塩湯にてお祓いした後、「茅の輪」をくぐります。まずは右から
 
  次は左へ   そしてまた右へ
 
最後は真っ直ぐくぐり抜け、本殿前にて参拝します
  神事後お神酒とお札を渡して終了です

〜七夕の笹竹設置作業〜  大祓いが終わると早速7月からの七夕飾りの準備がはじまります。
 この七夕飾りはすべて巫女さんの手作りです。また七夕飾りにも一つ一つ意味があるのはご存知でしたでしょうか。
 その意味は・・・
 長床の通路に意味を記したものを置いておりますので、ご参拝の折に是非ご覧下さい。
 
  事前に準備していた笹竹を本殿の前に設置していきます
 
 真ん中を結び調整をします長床にも飾りをつけました
 
 七夕が終るころにはどのぐらいの短冊が結ばれているでしょうか・・


■「ご結婚、おめでとうございます。」(6月のご本殿での結婚式)  大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

 
  6月5日 菊地・花田 御両家    6月26日 菊池・谷津 御両家
 
6月27日 佐々木・武田 御両家
 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。
■「小野目博昭宮司還暦祝賀会」が開催されました(6月18日)  去る6月18日(金)、仙台市内の料理屋さんにて役員総代さん主催による「小野目博昭宮司の還暦祝賀会」開催されました。
 今年、当宮の宮司が還暦を迎える年にあり、今後も「落ち着きと威厳、そして懐の深さ」を備えた宮司として、現役最前線で活躍されることを祈念し開催された祝賀会には、責任役員を始め役員総代10名がお集まりとなり、職員の代表として渡邊・新村・宮ア各権禰宜と、野村・佐藤・阿部各仕女の計6名も出席させて頂きました。
 当日、会場の入口にて赤い“頭巾とちゃんちゃんこ”を着させられて登場した宮司に一斉に拍手が沸き起こりました。
 そして、始めに役員総代よりのお祝いの記念品と、奥様への感謝の花鉢が贈呈され、職員からは花束を贈呈いたしました。また、食事の合間合間には役員総代、職員の代表より時折昔話を混ぜながらのお祝いの言葉が述べられ、終始和やかな歓談が続きました。

ホームページをご覧の皆様方のおそばには居られませんか?還暦の方・・・・ ※ 還暦とは・・・60年たち干支(十干十二支(じっかんじゅうにし))が一回りして元にかえることを言い、数えで61歳になることで、本掛還り(ほんけがえり)とも言う。

※ 十干とは・・・甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の総称。それぞれ陰と陽を当て、十二支と組み合わせて年・日の表示などに用いる。


役員総代を代表し、幹事の早坂進総代より記念品、奥様に花鉢の贈呈

  仕女さんより職員一同からの花束を贈呈顔が赤くなる前にと記念撮影


■「大崎八幡宮文化財の杜」育林事業開催(6月13日) 平成16年4月にボランティアの皆様方の手により、100年200年後の御社殿の修理に備えて、御用材となるヒノキ・カラマツ・ブナ・カツラ・ケヤキの苗木が植えられました。
以来毎年、「大崎八幡宮文化財の杜」育林事業を行っており、丸6年が過ぎ7回目を迎えた今年も、去る6月13日(日)白石市南蔵王山麓の植林地で開催されました。
当日は晴天で汗ばむような暑さの中、県内外から集まった氏子崇敬者、ボーイスカウト、一般企業・団体のボランティアの方々約500名のご参加を頂き、草刈、除草、枯れてしまった所への補植作業が行われました。
集まった方の中には毎年ご参加いただいている方もおり、成長した木々をみて「去年より大分木が伸びているなぁ」という声もあちらこちらから聞かれました。また、開会式を行なうにあたり設置されたステージも昨年より一段高く作られており、木々が生長しているのを表しておりました。
各作業は順調に進み、お昼にはおにぎりとボーイスカウトの保護者の方々による豚汁が振まわれ、予定時刻よりも早めに終了することが出来ました。
この事業は毎年開催され、毎回参加してくれている方は勿論、初めて参加いただいた方もこれからの楽しみの一つになっていただければ職員も喜ばしい限りです。
来年以降もご参加を宜しくお願い致します。

参加者を乗せたシャトルバスが到着高く掲げられた横断幕

開会式前から始まっていました  子供たちの背たけより高い雑草もありました

中には鎌を研ぎながら草刈している方も小さなお子様も一緒になってお手伝い

東京芸大大学院上野教授もゼミの皆さんとご参加頂きました

穴を開けたところに埋めて補植していきます   今回新に植えられた苗木

着々と進む草刈作業 杜の中ではこんな卵を発見
  
昼食はボーイスカウトの保護者による豚汁が振舞われました
 
清水建設(株)東北支店の皆さんも記念撮影をしました
 
草刈の終った植林場
■「水無月大祓の案内発送」(6月3日)  今年も早いもので半年が過ぎようとしております。人々は普段の暮らしの中で、知らず知らずのうちに罪、穢れなどに触れながら生活しております。
そこで、そのような罪穢れを祓い清めるために、当宮では来る6月30日に「水無月大祓式」を執り行います。
 この神事はどなたでもご参列いただけます。また、毎年ご郵送にてご参加いただいている方には、すでにご案内を発送致しましたので、今年も是非ご参加下さい。
 当日ご参列出来ない方は、本殿右脇のテント内に形代をご用意しておりますので、人形にお名前、年齢(数えになります)をお書きになり、ご自身の体を撫で、息を吹きかけて唐櫃にお入れ下さい。その人形はその方の身代わりとなり、罪穢れを祓い清めます。
 尚、初穂料を納めて頂いた方には、後日神札をお送り致します。  また、案内をご郵送でご希望の方は、社務所までお問い合わせ下さい。

 
 案内は、仕女さんが一つ一つ挟み、 今回発送したのはこちらです
 封かんしていきます

人形にはお名前と年齢、車形には車両番号をご記入下さい
ご記入後、唐櫃にお入れ下さい


■「皐月祭・大植木市開催」(5月21〜24日) 5月の下旬となり、境内の木々や花々も新芽が芽吹き、一層鮮やかな新緑の季節を迎えました。 去る5月21〜24日の4日間、境内では恒例の「皐月祭・大植木市」が開催されました。

境内には露店や様々な草花が並びました

4日間西回廊・長床に展示していた園児・児童が描いた「国旗のある自由画」

21日(金) 〜1日目〜
 「杜の都」の名に相応しい緑あふれる仙台市となる様、緑化推進祈願祭が斎行され、宮司による祝詞奏上、巫女による「萬代の舞」奉奏の後、宮司、役員総代、参列者の方々が玉串を用いて拝礼し、祈願祭は滞りなく執り行われました。
  
宮司祝詞奏上  「萬代の舞」季節の花(ツツジ)の執り物を
手にした巫女が舞を奉奏します

22日(土) 〜2日目〜
本殿前にて「鹿島神傳直心影流」の法定演舞があり、門人による古流剣術の奉納演舞が行なわれました。また、広場特設舞台においては神賑演芸大会が行なわれ、数又社中による津軽三味線の演奏や山根社中による舞踊が披露されました。
  
まずは本殿にてお祓いを受け、八幡様にご報告 季節ごとの4つの「型」を奉納披露
独特の緊張感が広まっていました
 
数又社中による息の合った津軽三味線加藤節子さんを始め、ビクターレコードの皆
さんが素晴らしい唄声を聞かせてくれました
山根社中による艶やかな舞踊

23日(日) 〜3日目〜 雨の為急遽、祭儀棟内に場所を移しての野点、特設舞台において職員による雅楽演奏会、フレンズドリームによる中南米民俗音楽の演奏、倭多里道の会による迫力のある和太鼓演奏、表参道ではすずめ踊りの流し踊りが催され、大植木市はもとより新緑の境内が活気にあふれていました。
   
  始めに点てたお茶は八幡様に奉献します 生憎の雨のため、建物の中での野点席
  となりました
   
職員による雅楽演奏  フレンズドリームによる中南米民俗音楽の演奏
   
 倭多里道の会による迫力のある和太鼓演奏 境内が賑やかになったすずめ踊り
   
表参道や広場では祭連ごとの演舞披露


■「ご結婚、おめでとうございます。」(5月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。
 
5月1日 久田・赤沼 御両家  5月2日 丹野・高橋 御両家
 
5月4日 竹蓋・佐藤 御両家  5月5日 ピエトラスケビッチ・齋藤 御両家
 
5月8日 長谷川・池田 御両家5月8日 阿部・安倍 御両家  
5月16日 佐藤・佐藤 御両家   5月29日 早坂・亀 御両家 5月30日 小林・田渕 御両家

 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
■「ご結婚、おめでとうございます。」(4月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。
 
 4月17日 杉田・柏葉 御両家   4月23日 柿本・徳山 御両家
  
4月24日 千葉・菊地 御両家4月25日 熊谷・渡邉 御両家
 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
■「刈田嶺神社雪かき奉仕」(4月21日)  去る4月21日(水)、八幡宮の恒例行事ともなっている蔵王山頂に鎮座する刈田嶺神社へ雪かきの奉仕に行って参りました。
 当日の山頂は雪や雨は降らなかったものの、霧と強風で前が見えない状態で、山頂の冷たい風により手についた水蒸気が凍ってしまいそうな程の寒さでした。
 そんな中私たちは、例年同様ツルハシで氷を砕き、スコップで(半分、氷ですが!)スノーダンプに移し山に投げるという作業を地道に繰り返しました。
今年も例年より雪が少なく、初めから社殿が見えている状態だったので、予定時刻よりも早く終了することが出来ました。
 その後は、毎年のことながら刈田嶺神社の金峯宮司さんのご厚意により、蔵王の秘湯“峩々温泉”にて一休み。これは私たちの楽しみの一つでもあり、除雪作業の原動力でもあります。 蔵王エコーラインは、ゴールデンウィークを前に開通しましたので是非、お釜を見つつ、蔵王山頂をお守りしている刈田嶺神社にお参りして頂きたいと思います。
 
到着早々雪かき開始です  社殿周りも総出で取り掛かります
 
  最後に記念撮影です 趣のある“峩々温泉”のボンネットバス

■「東京都神社庁中央区支部 正式参拝」(4月20日) 去る4月20日(火)、東京都神社庁の中央区支部の方々22名が研修旅行で当宮を訪れました。  先ず、本殿にてお祓いを受け、代表の方が玉串を奉りて拝礼、その後宮司の案内にて社殿内部の彫刻やさまざまな草花が描かれた石の間の天井画、社殿外部の彫刻や色彩についての説明を熱心に聞いておりました。
 
 本殿にてお祓いを受けた後、支部長の平岡好朋殿が代表し玉串拝礼されました
 
宮司より本殿内部の彫刻「にらみ猫」についてや、外部の彫刻・色彩について等の
説明を受けられました


■「兼務社 春日神社境内整備事業竣功奉告祭斎行」(4月9日)  去る4月9日(金)、当宮の兼務社で八幡二丁目に鎮座する春日神社にて「境内整備事業竣功奉告祭」が斎行されました。
 この整備事業は、平成19年度より三ヶ年度計画で「社殿保存修理並びに覆舎の改修工事」「社殿周りの境内整備工事」「表参道改修整備工事」を三つの柱として行なわれてきたもので、その都度「八幡さま日記」でもご報告させて頂きましたが、この奉告祭を以て一通りの事業を終えたこととなります。
 当日の祭典では春らしい暖かい日差しの下、宮司以下祭員4名で奉仕され、春日神社の責任役員、工事関係者、また工事を行なうにあたり御奉賛頂いた方等36名が参列する中、献饌、宮司祝詞奏上、巫女による「萬代の舞」の後、玉串を奉りて拝礼し、無事の竣功をご奉告申し上げました。
 また祭典後には御奉賛頂いた方を代表し、最上きょう子殿に感謝状の贈呈を行いました。 
 これからも地域住民の方や氏子崇敬者の方々の篤い信仰を集め、緑あふれる「お春日さん」は荘厳でゆとりに満ちた御神域となり、住宅地の中の憩いのスポットとして護り継がれていくことを願うばかりです。

社殿前にも鳥居が建てられました  巫女による「萬代の舞」
 
 御奉賛者に感謝状の贈呈  祭典後に記念撮影

  着工前の御社殿覆舎→ 竣功後の御社殿覆舎

 着工前 →竣功後

  表参道改修工事着工前 →竣功後

役員総代さん達も玉石を並べました国旗掲揚塔も建てられました
■「天守台から一之鳥居が・・・」(4月9日) 藩祖伊達政宗公が仙台開府後岩出山から御神体を遷し、仙台城から乾(北西)の方角にあたる現在の地に大崎八幡宮が建立されました。
今は石垣だけが残る青葉城祉ですが、その本丸跡より仙台市街を一望することができるのはご存知だと思います。しかし、その場所より目線を乾(北西)のほうに向けると、山でもないのに木が生い茂っているところがあり、そこに小さく「赤い鳥居」が見えるのはご存知でしたでしょうか。国道48号線沿いに建っている八幡宮の一之鳥居が見えるのです。
残念ながら見えるのは鳥居全体ではなく半分だけですが、仙台藩62万石の総鎮守として400年変らずに見守り続けてきた姿が感じ取れます。

 
■「八幡宮の春」(4月8日)  本年も早いもので4月(卯月)桜の季節となってまいりましたが、仙台の桜の開花はまだ先のようで、境内では梅の花が見頃となってきました。そして、そんな梅の花から視線を下ろすと社務所前の“イヌシデ”の木付近でリスを発見!暖かくなって姿を現したのでしょうか。
そんなリスの他にも当宮には、今年も新しい鳩の子(新入職員)が2羽まいりました。今回は、この2羽のご紹介をさせて頂きたいと思います。
まず、出仕として奉仕する菅原啓生さんは今年3月、國學院大學神道文化学科を卒業した22歳。そしてもう1人、仕女(巫女)として奉仕する山田友紀さんは今年3月、市内の高校を卒業した18歳。2人とも若く、初めてで判らない事がたくさんあると思いますが、先輩の教えを受けながら、一生懸命頑張ってくれる事が期待されます。
また、昨年4月に奉職した菅原望出仕に一年間の研修期間が終わり、神社本庁より「大崎八幡宮権禰宜」としての辞令が交付されました。これにより目出度く松葉(緑)の色から青白色の袴になり、神職として一人前と認められたこととなります。これからも益々ご奉仕に励んでいただける事でしょう。
 
満開までもう少しの梅の花   “イヌシデ”の傍で餌を探しに出てきたのでしょうか

  新入職員の菅原啓生出仕と山田友紀仕女 目出度く昇進した菅原望権禰宜
■「神馬舎工事状況」(4月7日)  以前にも「八幡さま日記」にてご報告させていただきましたが、今年の3月より始まりました「大崎八幡宮神馬舎保存修理工事」が着々と進んでおります。
 今現在の神馬舎は、屋根の瓦を外した為ブルーシートで覆われている状態で、壁もなく、骨組みだけになってしまいました。その骨組みだけの神馬舎を専用の工具を使い、東に(7m32cm)動かした後、南に(2m63cm)動かし移築されました。
 
最初に神馬舎が建っていた場所より東に移動しました

  次に南に移動します移動の際にはこの「タンク」が大活躍

「タンク」を各箇所に置き、作業員総出で押すと・・・

コンクリートの土台に納まりました手前側が前に神馬舎があった場所になります

■「ご結婚、おめでとうございます。」(2月〜3月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

2月27日 高橋・山田 御両家


3月13日 山口・棚田 御両家3月14日 大場・相原 御両家

 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。


■「ベガルタ仙台必勝祈願祭」(3月2日) 今年もサッカーJリーグ1部(J1)ベガルタ仙台の手倉森誠監督をはじめ選手、スタッフ一同の約60名が去る3月2日(火)、当宮において必勝祈願を受けられました。
当日は前夜から降り続いた雪で、境内にはあちらこちらに雪山が残る中、選手達皆さんは、100段の大石段を一気に上がり、緊張した面持ちで昇殿。運営会社である(株)東北ハンドレッド白幡洋一代表取締役社長・手倉森誠監督・梁勇基選手が代表して玉串を捧げ必勝を祈願、また選手、コーチ陣らがサインを入れた縦1メートル、横2メートルほどの大絵馬を奉納し、今季のJ1優勝への誓いを新たにしました。
昨年は見事、J1への昇格、J2優勝という快挙を成し遂げてくれたベガルタ仙台の、今季の更なる活躍をご期待申し上げております。

監督・選手関係者一同お清めのお祓い 白幡社長 玉串を捧げ必勝を祈願
 
祈願札を渡され、決意を新に        監督・選手・関係者の方々が絵馬にサインを
 
祈 必勝!!           最後は雪の降る中、記念撮影

■「大崎八幡宮神馬舎保存修理工事」着工奉告祭が斎行されました(3月2日)  去る3月2日(火)に工事関係者10名が八幡宮に集まり、本殿にて「大崎八幡宮神馬舎保存修理工事」の着工奉告祭が行なわれました。斎主の祝詞奏上の後、宮司に続き、工事全般を担当する(株)橋本店代表取締役佐々木宏明殿、宮大工の(有)木匠代表取締役渡邉宏殿が玉串を捧げ、工事関係者の方とご一緒に、工事の無事を祈願し拝礼しました。続いて神馬舎前に移動し、斎主祭員が大麻、切麻にて神馬舎並びに新たに移される場所をお清め、お祓いをし、神事が終了となりました。
【大崎八幡宮神馬舎保存修理工事について】 神馬舎は、神馬の厩(うまや)として、大正の末頃に、間口三間、奥行二間の瓦葺の木造建築として建てられたものです。
昭和20年頃までは御神馬がいたと伝えられ、今も内部の柱に馬の噛み跡などが確認できますが、その後は住居として増築されたり、授与所として使用されるなどを経て、現在は祭典時の休憩所やお正月の甘酒授与所などとして使用され、その時代時代に合わせ役割を変えてきましたが、築80年を経過し、屋根瓦や建具、壁など、あちらこちらに傷みもみられ、全般的な修理が必要になっておりました。
八幡宮では、先の御鎮座四百年記念事業では国宝の御社殿の保存修理を中心に御社殿周辺の整備事業を進め一応の区切りを迎えましたが、次の境内整備事業では、参拝者の便に供するしっかりした休憩所の設置など、この神馬舎を含むエリアの整備が必要と考えられてきました。
そこで数年前より建物の調査が行なわれ、種々検討を重ねてまいりましたが、増築部分を取り外し、創建時の姿に復元するという方針の下に、この度いよいよ神馬舎の保存修理工事に着手することになりました。
工事は今年3月より開始され、6月末終了の予定で進められますが、その後の周辺整備や神馬舎が建物としてより美しく見えることなどを考慮し、現在の位置より、東におよそ6b移動させたところに移設、木工事、左官工事などの修理が施され、新しい瓦で屋根が葺かれて建物が一新されます。
工事中、作業区域がパネルで囲われたり、工事車両が境内を出入りしたりと、ご参拝の皆様方には何かとご迷惑をお掛け致しますが、暫らくの間ご容赦頂きたくお願い申し上げます。
【「瓦」のご奉賛について】 以前よりご社頭にて「瓦」のご奉賛を受付けしておりましたが、これまでご奉賛頂いた「瓦」については、この神馬舎の屋根の瓦として使用させて頂きます。

 尚、屋根工事は5月上旬より始められますので、それまで引き続き「瓦」のご奉賛について重ねてお願い申し上げます。
 
今回、修理工事が行なわれる“神馬舎”(表側)(裏側)
 
 祈願祭には宮司始め、工事関係者8名が参列祭主、祝詞にて八幡様にご奉告
 
 (株)橋本店 代表取締役 佐々木宏明殿、(有)木匠 代表取締役 渡邉宏殿
 玉串を捧げ工事の安全を祈願致しました
 
 神馬舎の建物と移築場所を大麻と切麻にてお祓いし、奉告祭が終了となりました

■「宮城県防災指導員養成講習」に参加してきました(2月22日) 去る2月22日(月)、宮司と職員2名が県内の企業・団体向けの「宮城県防災指導員養成講習」に参加してきました。
宮城県では、昭和53年の宮城県沖地震を始め大規模な地震が多く、国の長期評価によれば地震再来の発生確率が高くなっているようです。
いつ起こるかわからない大規模災害時の時には、神社の団体としての役割や常日頃からの地域住民の方との連携がとても重要になってくることが分かりました。
また、災害対策の基本として「自助」「共助」「公助」という言葉があるそうで、
  「自助」・・・自らの命を守る
  「共助」・・・地域社会が協力してお互いを守る
  「公助」・・・行政が震災対策をする
の意味を持っています。
災害発生時には県や市町村、消防機関等が中心となって対応する仕組みにはなっているそうですが、「公助」だけでは十分な対応が難しくなるため、被害を少しでも少なくするためには、「自助」「共助」が補完しあうことが必要との事でした。
当宮でも毎年1月26日に消防訓練は行なってはおりますが、これからは防災に関する基礎知識や、災害対策、また災害時での対応等を身に付け、地域全体でいつ起こるか分からない災害に備えていく必要があるようです。

今回受講した宮崎権禰宜と 始めにスライドを使用しての講義で地震災害の
伊里山職員 基礎知識を教わりました

二班に分かれ、企業・団体の中でどの様な役割があるのか、
実際に模造紙に書き出しながら教わりました
 
緊急時の対応体制各班の業務内容について


■「仙台・江戸学叢書刊行(2月20日) この度、昨年2月開講で第20巻となる仙台郷土研究会常任理事 渡邊 洋一先生の「仙台の出版文化」と、昨年7月開講で第25巻となる伶楽舎音楽監督 芝 祐靖先生の「大崎八幡宮と雅楽」の叢書が刊行致しました。
また、芝先生の叢書に合わせまして、御鎮座四百年を記念し作曲・作舞を行い、平成20年の御鎮座記念祭にて初演となりました神楽舞「青葉の舞」のDVDも製作致しました。
ご希望の方は、お気軽に社務所までお問い合わせ下さい。 ☆刊行された叢書
    
「仙台の出版文化」  「大崎八幡宮と雅楽」
渡邊 洋一 仙台郷土研究会常任理事芝 祐靖 伶楽舎音楽監督




神楽舞 「青葉の舞」DVD

 仙台藩祖伊達政宗公が仙台開府にあたり、その末永い繁栄を願って詠んだ歌で、

  入りそめて 国ゆたかなる みぎりとや
  千代(ちよ)とかぎらじ せんだいのまつ

 に平成18年の御鎮座四百年を記念し、平成19年より神前神楽として作曲、舞、装束等の準備が進められ、平成20年に初演となった巫女舞です。
 「曲」は八百余年の伝統を持つ奈良伶人の家系に生まれ、元宮内庁楽部楽師で、現在は芸術院会員、伶楽舎音楽監督として活躍されている芝祐靖氏、「舞」は笙の演奏家として、国際的に有名な宮田まゆみ氏によるものです。
 装束は舞楽狛鉾≠ニ同系の色調で、頭には天冠、執物として真榊、時の花束。薄縹色の袍には社殿正面の千鳥破風彫刻の「鶴」が刺繍され、その上に着けている裲襠は萌黄地の、地紋は七宝に鶴紋・花菱紋の綾錦地に、萌黄色四ツ手雲金裲地で縁取りがなされていて、宮内庁御用達の(株)大槻装束店(東京・上野)に依頼し、奉製致しました。
 政宗公に相応しい勇壮な舞になっており、前半は真榊、後半は花束を手にした巫女の四人舞で奏されます。

■「節分祭斎行(2月3日)  節分祭とは、厄を祓い新春を迎える神事です。
 当宮でも去る2月3日(水)、節分祭が執り行われました。
当日、約70名の参列の皆様は裃を身にまとい、本殿に参進し、神事が斎行されました。
祭典後、本殿・馬場特設舞台にて「豆」や「福物」を撒き、集まった参拝者の方々にお福分けを致しました。
 この節分と言えば、豆まきが連想されますが、元々は“年越大祓”の神事として行なわれ、災厄の元凶となる鬼を祓うために宮中で行なわれた儀式からきており、「追儺(ついな)」または「鬼儺(おにやらい)」とも呼ばれておりました。
その後、室町時代になりますと、「豆を撒く」儀式が加わり、豆を撒いて悪鬼を追い出す行事へと発展したのです。
 そして、この豆を撒くときに一般には「福は内、福は内、鬼は外、鬼は外」と繰り返し唱えますが、当宮の場合、この一般の唱え言葉の後「天打ち、地打ち、四方打ち、鬼の目ん玉ぶっつぶせー」と続きます。なぜ、そのように唱えるようになったのかは不明ですが、当宮の節分祭が始まった昭和33年頃より言われ続けてきたようです。初めて聞くと少し怖いように聞こえますが、豆を「魔の目(魔目=まめ)」に投げることにより、「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じると言われており、立春の前日、即ち春が来る前に、災いごとを取り除き福がきます様に、との一年間の願いが強く込められていたのかもしれません。   

 当日の朝に福物が入った“かご”を運びだして、棚に並べ準備完了

本殿前には赤鬼・青鬼が!!「鳴弦式」弓の弦を鳴らし鬼を追い払います

  巫女による「萬代の舞」奉奏  本殿前にて豆まき開始

福を分けてもらおうと多くの参拝者が  馬場特設舞台にて福物撒豆式

  馬場にも福物を分けてもらおうと  当たりシールが付いたボールは福物と交換
  多くの参拝者が

■「東北楽天ゴールデンイーグルス必勝祈願祭(1月30日)  プロ野球パ・リーグ東北楽天ゴールデンイーグルスの今年度就任したマーティー・ブラウン監督はじめ選手スタッフ一同の約100名が去る1月30日、当宮において必勝祈願祭を行い、昨年に続き二度目のクライマックスシリーズ出場、また、日本一に向けての決意を新たにしました。
 必勝を祈願する祝詞が奏上された後、島田亨オーナー兼社長、マーティー・ブラウン監督、岩隈久志選手会長ら5人が玉串を奉り拝礼。また祭典後には、今年もブラウン監督はじめコーチ・選手の全員が「必勝」を掲げた大絵馬(縦1メートル・横2メートル)に揮毫をし、今シーズンの意気込みを絵馬に込めました。
 必勝の神様である「大崎八幡さま」のご加護の元、東北楽天ゴールデンイーグルスのクライマックスシリーズ出場、更には日本シリーズ優勝を心よりご祈念申し上げます。
 また社頭では、楽天のキャラクターである「クラッチ君」を刺繍したお守りを頒布しております。このお守りを握り締め、球場へ応援しに行ってみては如何でしょうか。


表参道の階段を上がってきたブラウン監督や選手たちが祈願控え所に到着しました


  お祓いを受け祝詞奏上後、玉串の捧げ方を説明されながら玉串拝礼をするブラウン監督


選手・関係者の皆さんも合わせて拝礼祈願札をお渡しし、神事は無事終了


  選手の皆さん各々絵馬にサインを記入した後、ブラウン監督が最後にサイン

   祈 必勝!! 最後に今年の意気込みを


■「文化財防火訓練行なわれる(1月26日)  毎年1月26日は「文化財防火デー」と定められていたのはご存知でしたでしょうか。
昭和24年1月26日に法隆寺(奈良県)の金堂が炎上し、壁画が焼損したのをきっかけに、また、1月・2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから、昭和30年に「文化財防火デー」が制定されました。
 当宮でも毎年、1月26日に青葉消防署、青葉消防署国見出張所、八幡分団、国見分団の皆様、当宮近隣の氏子の方々にお手伝い頂き、八幡様の万が一の時に備え、消防訓練を実施しております。
 今回の訓練では、境内杉林から出火したのを想定のもと行なわれ、職員は火災発見時の連絡対応、初期消火、初期消火失敗後の参拝者誘導、本殿から「御」を搬出し、神輿殿に移す訓練等を行ないました。
 また、氏子の方々には、水消火器による消火訓練、バケツリレー等に参加して頂き、貴重な文化財を火災から守っていかなければと再認識して頂けたのではないでしょうか。 消防訓練閉会後には、“甘酒”を用意し、冷えた体を温めて頂こうと皆様にお配りし、本年も無事終了となりました。

水消火器を使用しての放水訓練 氏子の皆様によるバケツリレー
本殿から「御」を運び出します  本殿に向かい放水開始!!


■「大寒禊 (1月20日) 暦の上では一番寒いとされる「大寒」。
この「大寒」の日に、七ケ浜の菖蒲田浜海岸にて、宮城県神道青年協議会主催の「大寒みそぎ」が行なわれ、宮司、神職、巫女と合わせて6名が参加してきました。
当日は、まだ日の出前の6時に集合し、6時30分開始。まずは、「鳥船行事」で心身を整えた後、いよいよ海の中へ。海の中では手を合わせ「大祓詞」を奏上し罪穢れを祓い清めました。
残念ながら今年は雲が多く、ハッキリとした日の出を見ることは出来ませんでしたが、海を出た後にみる朝日は素晴らしいものでした。

「鳥船行事」で心身を整えます    いよいよ海の中へ最後に海に向かい
冷たいというより  二礼二拍手一礼 をして終了
痛い感じでした

冷えた体を温めながら談笑中参加した仕女さん    天気が良ければ綺麗な朝日が
終った後にはこの笑顔 見られるのですが・・・


■「昔懐かしい“鳩パン”奉納式 (1月13日) 仙台市青葉区にある明成高校調理科の生徒さんより“鳩パン”の奉納があり、本殿にて調理科の生徒4名、先生2名が参列し、奉納式が執り行われました。
以前は、木町通りに店舗があった「きくち家」さんが、松焚祭の時に境内で出店し“鳩パン”を販売していたそうです。
当宮の鳥居の篇額に書かれている「八幡宮」の八の字が鳩になっていることから、この“鳩パン”は作られたそうですが、今回は北山にある「九十三庵喜久知」さんの協力を得て、調理科の生徒さんが見事に復刻させてくれました。

今回奉納して頂いた調理科の皆さん  神職が祝詞を上げ、八幡様にご奉告しました

奉納となった“鳩パン”“手作り味噌”と生徒さん手作りの紙芝居「お豆の気持ち」


■「祝!成人!! (1月11日) 数ある人生儀礼の中で、一つの区切りとなるのが「成人の祝い」ではないでしょうか。
満20歳になり、無事に大人の仲間入りが出来たことを自覚し、親に感謝する日でもあります。
境内では一般の参拝者の中、振袖姿の方も多く見受けられました。
当宮にも今年、無事に成人の日を迎えた巫女さんが1名おり、成人式当日には、式が始まる前に家族で来社し、普段とは違う綺麗な振袖姿を披露してくれました。 この巫女さんは今年、奉職して3年目となる年でもあるので、これから益々の活躍に期待するばかりです。

成人を迎えた本田愛仕女  先輩の巫女さんと一緒に


■「伝播八幡井組雀踊り奉納演舞 (1月10日) お正月三が日の賑わいは少し納まったものの、日曜日ということもあり、沢山の参拝がある中、本殿前にて伝播八幡井組雀踊り保存会会員による今年初の“奉納演舞”がありました。
普段、お正月やお祭りの時などは、境内に雅楽の音を流していますが、この日は笛や太鼓のお囃子や、演舞している子供たちの掛け声が響き、一層賑やかな境内となりました。

伝播八幡井組雀踊り保存会会員による奉納演舞   最後は宮司と記念撮影


■「歳旦祭・松焚祭採火式斎行 (1月1日) 当宮において、1年の始めに行われる祭典「歳旦祭」。
この「歳旦祭」は、新年を迎えた事をお祝いし、皇室の弥栄とわが国の永遠の繁栄を祈る祭典です。
1日の9時から本殿にて行なわれた祭典では、役員総代が参列する中、宮司による祝詞奏上後、採火の儀、巫女による「浦安の舞」、玉串拝礼と滞りなく厳粛に斎行されました。 この祭典の中で行なわれた、火打ち石を用いて火を起こす「採火の儀」により鑚りだされた火は『忌火』とも呼ばれ、ご神火となるもので、14日の松焚祭まで灯され続けるのです。

ご参列頂いた役員・総代さん達と記念撮影

※今年の初詣参拝者数は三が日合計で、100.895人となりました。

平成22年庚寅歳を迎えました。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。


   
 今年も、八幡様の出来事を随時更新し、ご覧頂いた皆様に八幡宮により親しみを持って頂けるよう配信して参りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

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