國學院大學院友会宮城県支部総会に参加してまいりました
令和7年6月15日
令和7年6月15日午後5時より、ホテルJALシティ仙台にて國學院大學院友会宮城県支部令和7年度総会が開催されました。当宮からは、宮司以下5名の職員が参加してまいりました。
院友会とは、今年創立143周年を迎える國學院大學とともに、138年にわたり歩みをともにしてきた國學院大學卒業生の会となります。現在は全ての都道府県に支部があり、その数は59支部になります。各支部にはさまざまな部会や地区部会、職域の会があり、また院友経済会、マスコミ院友会、院友学術振興会、法学部OB・OG会の4団体が協力団体という位置付けで志を同じく活動をされております。
この度の支部総会の中では、会務報告や決算・予算報告の議事の後、院友の田辺一乃師匠による「関口武勇伝」の口演がございました。昨年・一昨年は三遊亭遊吉師匠に落語を口演頂きましたが、今年は趣向を変えて講談の拝聴となりました。
「関口武勇伝」を口演する田辺一乃師匠
また、総会の最後には参加者全員で記念撮影をし、その後はお待ちかねの懇親会となりました。
懇親会では、恒例の福引も行われ、各神社から提供された福物が参加者全員の手元に届けられました。当宮からは、現在世間の耳目を一心に集めている玄米(5㎏)4袋を福物として持参しました。
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各神社の選りすぐりの名品がずらっと並びました | 一森(鹽竈)賞は清酒でした |
最後に初参加の若手によるエールと参加者全員で校歌を斉唱してお開きとなりました。
一人の院友として、また神職として、母校の名に恥じぬような日々を過ごしていき、母校と斯界の発展に寄与して参りたいと存じます。
祭儀課 浅香
志波彦神社鹽竈神社 新宮司 大瀧博司殿の正式参拝がありました
令和7年6月11日
大瀧宮司は、宮城県神社庁の祭式講師も務めていらっしゃいます
令和7年6月11日午前10時頃より、御社殿にて志波彦神社鹽竈神社 大瀧博司 新宮司の正式参拝が執り行われました。
先月末に勇退された鍵三夫殿(現・志波彦神社鹽竈神社名誉宮司)の後を受けて、この度、権宮司を務めていらっしゃった大瀧博司殿が新しく宮司に就任される運びとなりました。今回は、宮司就任の挨拶に当宮を参拝され、玉串拝礼をして頂きました。
志波彦神社鹽竈神社は、古くから東北鎮護・陸奥国一之宮として、朝廷を始め庶民の崇敬を集めておられます。創建の年代は詳らかではありませんが、平安時代初期、嵯峨天皇の御代に編纂された「弘仁式」に「鹽竈神を祭る料壱万束」と記され、厚い祭祀料を授かっていたことが知られています。
武家社会となってからは平泉の藤原氏・鎌倉幕府の留守職であった伊沢氏、そして特に伊達氏の崇敬が厚く、歴代藩主は大神主として務められていました。
現在の社殿は伊達家四代綱村公から五代吉村公に亘り9年の歳月をかけ宝永元(1704)年竣工されたものだそうです。平成14(2002)年12月、本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟と、石鳥居1基が、国の重要文化財の指定を受けられました。
当宮とは、宮城県内の別表神社として日頃より付き合いがあり、祭典や年始の際には互いに参拝や挨拶をしております。ご祭神や社殿の造りなど、同じ神社といえど違いはたくさんありますが、お互いの良いところを真似しつつ切磋琢磨し、斯界の発展に寄与していければと存じます。
祭儀課 浅香
6月本殿挙式
令和7年6月8日
6月8日 髙橋・伊藤御両家
当宮では9月の例祭期間、12月から2月までの年末年始を除き、国宝に指定された御社殿内での神前挙式を受けつけております。ご予約は半年前から受け付けておりますので、ご興味のある方は電話やメールにてお問い合わせください。
また、新郎新婦2名での斎行となる結婚奉告祭も斎行しております。こちらは、新郎新婦2人で落ち着いた雰囲気の中での御式となります。結婚奉告祭の詳細は祭儀課までお問い合わせください。
6月に当宮にて挙式を斎行された御新郎御新婦様には八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、御両家の皆様方の益々のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
祭儀課 浅香
ヴォスクオーレ仙台の必勝祈願を斎行しました
令和7年6月2日
去る令和7年6月2日に、御社殿にてヴォスクオーレ仙台の必勝祈願が斎行されました。
ヴォスクオーレ仙台とは仙台市をホームタウンとするフットサルチームの事で、東北唯一のフットサルチームとして日本フットサルリーグ(Fリーグ)に所属しています。
前シーズンでは苦い結果で終わってしまった為、今シーズンでは全勝優勝を目標として仲間を信じて勝負したい、とインタビューに答えていました。
一之鳥居から参進し、祈願控所にて大絵馬に揮毫していただき、御社殿内にて必勝祈願を執り行いました。
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一之鳥居から大階段を上っている様子 | |
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茅の輪をくぐり、社殿前へ | |
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大絵馬には、選手の皆さんと関係者の方に揮毫していただきました | |
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今シーズンの活躍がより良いものになり、目標達成できます事を御祈念申し上げます。
また、揮毫していただいた大絵馬は神楽殿に展示しておりますので、ぜひご覧ください。
祭儀課 後藤
全国東照宮連合会の皆様の正式参拝がありました
令和7年6月5日
正式参拝の後、記念写真を撮影しました
令和7年6月5日、全国東照宮連合会の皆様の正式参拝が当宮にて斎行されました。
全国東照宮連合会とは、東照宮350年式年大祭にあたる昭和40(1965)年、全国の徳川家康公を奉斎する神社28社を以って結成されたそうです。本部は日光東照宮に置かれ、神社相互の連携を密にして各神社の興隆、神徳宣揚を図ることを目的として、各神社相互の参拝視察、機関紙その他の出版物の刊行、講演会、研修会などの活動を行っていらっしゃいます。現在全国で47社が加盟しているそうです。
今回は加盟社の1社である仙台東照宮の主催で仙台にて総会並びに懇親会、各社の正式参拝や東日本大震災の震災遺跡の見学等なさったそうです。
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代表3名による玉串拝礼 | 境内にて御参列の皆様の様子 |
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普段は立入禁止の社殿の裏側にもご案内しました |
当宮では、お集まりいただいた約140名の会員の皆様の正式参拝の後、安土桃山時代の匠の技と仙台藩祖伊達政宗公の粋が凝縮した御社殿の見学を内外より行いました。
当宮の御社殿は刑部左衛門国次等、安土桃山時代きっての巨匠を招聘し建造されました。その約30年後に、当宮を建造した工匠たちにより日光東照宮の御社殿が造営されたとされています。当宮の御社殿と日光東照宮の御社殿は「権現造」と呼ばれる神社建築の様式で建造されており、お祀りしている御祭神の違いはあれど、共通点もございます。そのような観点からも、様々な箇所で話に花が咲いておりました。
約1時間という短い滞在時間の中で、東北の初夏の爽やかな風が吹く中、充実した時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
国宝の御社殿で参拝しつつ、貴重な文化財を鑑賞できる正式参拝は随時行っております。ご希望の場合は当宮までメールかお電話にてお問い合わせいただければと思います。
祭儀課 浅香