令和3年 祈年祭

令和3年2月17日

令和3年2月17日、大崎八幡宮祈年祭が午前10時本殿にて斎行されました。

 「祈年祭」は「としごいのまつり」とも言われ、由来は極めて古く、その年の五穀豊穣を祈る春祭りの意味で、秋に行われる「新嘗祭にいなめさい」と対をなして、最も重儀の「大祭式たいさいしき」で執り行われます。
 「大祭式」においては、御本殿の御扉が開かれ、神職は正装せいそうに身を包み、巫女は本装束ほんしょうぞくまとい祭典をご奉仕いたします。

一年の五穀豊穣を祈ることは、現代においてはあらゆる産業の発展、国力の充実を祈念することにつながり、皇室の弥栄とともに国家の安泰を大神様にお祈り申し上げます。

本装束を着装した巫女による浦安舞は、世界の平和を祈り、本年一年の安らかなることを祈りの形に表現いたします。

毎年当宮の祈年祭では、次年度仕女奉職予定者が参列しております。
先輩方の優雅で厳粛な舞を緊張した様子で注視した後、神前に進み出て玉串を奉り拝礼いたしました。

祭典後、宮司以下祭員が太元社以下末社を順に参拝します。

春祭りはその年の豊穣を「予祝よしゅく」することで、すなわちあらかじめお祝いのあらかことばじを申し上げ寿ことほぐことで、秋の豊穣に感謝できますようにとお祈りする祭典です。
本年一年の我が国また氏子崇敬者皆様の発展と繁栄を切に祈念いたします。

祭儀課 日野

令和3年 紀元祭斎行

令和3年2月11日

去る2月11日紀元祭を斎行致しました。

この日は「建国記念の日」として祝日となっていますが、戦前は「紀元節」という名前で、国民に広く親しまれていました。

神武天皇様が我が国を建国された事を祝福し、民族の自覚と、愛国の精神を確かめ、国威の発展を祈願する祭典です。

昨年は雪が積もっていましたが今年は快晴の中での祭典となりました。

今年は快晴でした 去年の様子
献饌(日本国誕生と神武天皇の御即位を祝う膳ともいうべき、餅を含めた8台の神饌がお供えされます)

浦安の舞
「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」 という我が国と世界が平安であるように祈るという内容の歌詞に合わせ舞が奉仕されます

遥拝所にて神武天皇がお祀りされております橿原神宮を遥拝いたしました。

遥拝所

日本の国旗には意味があります。
白は素直な心、赤は「日出る国」の象徴である太陽を表現したもので、そして平和の願いと、感謝の気持ちが込められています。
日本に限らず世界各地の祝日にはその土地の文化、伝統や歴史に由来した日が多く定められています。

日本の祝日は1月1日元旦より始まり、今回の建国記念の日など多くの祝日が定められております。
その祝日の意味について考えながら、日本の繁栄と世界の平和を日々ご祈念致します。

奉賛課 間々田

「古神札焼納祭を斎行致しました。」

令和3年2月6日

去る2月6日、古神札焼納祭を斎行致しました。

昨年より続く新型コロナウイルス感染拡大の脅威を考慮し、年末年始は全国各所の神社において時期をずらしてお詣りされる「分散参拝」を呼びかけており、当宮においても1月末までを正月期間としておりました。

そのため、例年1月14日斎行され、全国的にもその歴史の古さと規模の大きさを誇る当宮の「松焚祭」においては、正月飾りや昨年の御神符等が納められお焚き上げされます。御札をお納め頂く受付期間につきましても例年より長く設けまして、日を改め引き続き古神札焼納祭を斎行する事となりました。

氏子崇敬者の皆様よりお持ちより頂いた古神札を祓い清めて焼納致します。 忌火を陰灯より分かち、四方より点火を行います。
無風晴天の天候に恵まれ、祭典は滞りなく斎行されました。

松焚祭斎場での古神札のお納め受付は終了いたしましたが、表参道手水舎向かい側に納め所を移設し、当宮では年中通して古神札等のお納めを受けつけております。

御来社の際にはそちらにお納め頂き、お守り頂いた神様に感謝の意を捧げて頂ければ幸いでございます。

祭儀課 浪打

令和3年 節分祭

令和3年2月2日

令和3年の節分祭は2月2日午前10時より斎行されました。

「節分」は雑節の一つで例年2月3日、二十四節気「立春」の前日ですが、暦法の関係で立春が2月4日ではなく2月3日になるのは124年ぶりのことと言います。
太陽暦1年が365日ちょうどではなく、厳密には365日と何時間かあるため閏年を設けることで調整されることは良く知られていますが、それと同じことから太陰太陽暦に基づく二十四節気も調整されるときが訪れるということです。

「立春正月」の観点から、節分はその前日の大晦日に当たり「追儺式ついなしき」、「鬼やらい」をして新年という春を迎えるのが節分の神事です。

2月2日祭典時刻、号砲とともに宮司以下祭員が参進いたします。

神事は役員総代が裃を着装して代表参列し、厳粛に斎行されました。

祭典では「鳴弦式めいげんしき」が行われます。
衣冠の正服を着た神職が弓と鏑矢を用いて四方向へ向けて三度ずつ弓を引き、弦を鳴らして、鬼を追い払う神事です。

御神楽「萬代よろずよの舞」が奉奏され、続いて「おき長鈴ながすず)」による「振り鈴の儀」が執り行われました。鈴の澄んだ音色により災厄を祓い身体堅固と幸福を授かるといういわれの神事です。

本年は参列者を代表して役員総代が玉串を奉りて拝礼いたしました。
御社殿にての祭典式次第を終え、引き続き本年は社殿前西側に組まれた特設舞台にて鳴弦式・撒豆さんとう式を行います。

福豆は裃にフェイスガード付マスクを着用した役員総代によって撒かれます。
「福は内、」の掛け声も、今年は「福は内、鬼は外、天打ち地打ち四方打ち、」のあと「鬼の目ん玉ぶっつぶせー」のところを「コロナウィルスぶっとばせー」と例年にない威勢のよい昭和が境内に響きます。

続いて、混雑を避ける為、小袋に入った福豆を参拝者へ一つ一つ丁寧にお配りします。 境内は、訪れた参拝者の方々の賑いと微笑みに誘われ、一気に春が呼ばれたかのような心象に包まれました。

例年、節分祭神事を御社殿にて執り行った後、馬場において特設舞台を組み、福物撒豆さんとう式が行われます。

しかしながら、本年は新型コロナウィルス感染対策のため節分祭も特別の対応となり、福物撒豆式は中止となりました。
大崎八幡宮では、子供の年中行事の経験として、何か思い出になる事はできないかと諮り福豆やご奉納頂いた文具を準備することにしました。

大崎八幡宮鉛筆:五角(合格)の形で、鈴の緒にちなんだ三色(赤・青・黄)

福豆:「めっする」という意味が込められています
 神饌海苔:東日本大震災で被災した東松島市の支援品
 ノート:学業成就を祈り奉納されました

ドミニコ幼稚園、八幡小学校、国見小学校、ドミニコ小学校、仙台市立第一中学校の各所合計2242名の生徒に配られました。

当宮の節分祭の由来として、昭和の終戦後、「子どもたちに野球ボールの一つでも配れれば」との思いから神社宮司・総代の協議の上、一番町四丁目商店街振興組合の皆様の協力を得て「ボール」「あんぱん」「みかん」「お菓子」等の福物を撒く行事が行われたという経緯があります。
そのような経緯を踏まえて、子供たちが喜ぶための節分祭の行事としての一連の取り組みを行いました。

またしばらく、新型コロナウィルスとの共存へ向けて社会が進むこととなりそうではあります。
  再び、盛大に祭典が行われることを心待ちに、一歩ずつ着実に歩んで行きたいものです。

御奉賛者

三倉産業株式会社 殿 (株)七十七銀行八幡町支店 殿 清水建設(株)東北支店 殿
(株)植耕 殿 (株)佐勘金物店 殿 (株)佐藤商店 殿
本郷だるま屋 殿 (株)マルエス技研工業所 殿 (株)東北永愛友商事 殿
(株)秋江 殿 (株)阿部 殿 (株)小西美術工藝社 殿
(有)櫻井 殿 (株)三愛工芸 殿 (株)三宝社 殿
東和奉賛(株) 殿 (有)丸井紙店 殿 (株)湊 殿

祭儀課 日野

天皇陛下御大典記念事業「御社殿瑞垣改修工事」完了しました

令和3年1月28日

大崎八幡宮の御社殿を取り囲む瑞垣が老朽した為、御大典記念事業として新しく設えました。

御奉賛いただきました皆様方には、大変感謝申し上げます。

青森ヒバの香り瑞々しく木目麗しい瑞垣が荘厳な御社殿を取り囲み、結界をはります。

皆様のお目に触れる機会は少ない神域ではございますが、そのような場所をも整備する事により、御神威はより高まる事と存じ上げます。

総務課 小野目

天皇陛下御大典記念事業「北参道鳥居扁額修理工事」完了

令和3年1月28日

大崎八幡宮の北に面する鳥居の扁額の漆の塗り直しを行いました。

平成19年に塗り直しを行い12年以上の月日が経ち、その間多くのご参拝の皆様をお迎えしてきた扁額ですが、漆という天然素材は紫外線に大変弱く、漆黒の色も白く飛んでしまいます。

12年前の扁額の艶やかさを取り戻す為に、再び漆の塗り直しを行います。
日光市「小西美術工藝社」に依頼し、漆黒の黒と飾り金具の深い味わいがよみがえります。
令和2年大晦日、令和3年お正月は雪の多き年となりました。
提灯の明かりが雪に反射し、
誘われるかのような光景が浮かび上がりました。