雀踊り新年奉納演舞を行いました

令和8年1月25日

令和8年1月25日午前11時より、社殿西側にて「ハネコ踊り保存会」、「伊達雀」の2団体による雀踊りの奉納演舞を行いました。

小さい子から大人まで幅広い年代が集り、それぞれのチームが一丸となって雀踊りを奉納していただきました。


演舞する前に、お祓いをします。

玉串拝礼後雀踊りの由来について説明がありました。

団体によってお囃子の前奏や速度や振り付けに違いがありました。

「ハネコ踊り保存会」の皆様の演舞の様子
「伊達雀」の皆様の演舞の様子


最後は、2団体合同で演舞しました。

愉快なお囃子や掛け声が参拝者の足を止め、見ていただいた方の心が暖まったのではないかなと思いました。

本年も「ハネコ踊り保存会」、「伊達雀」の皆様の様々なご活躍とご多幸をお祈り申し上げます。

祭儀課 後藤

第50回大寒禊研修会に参加して参りました

令和8年1月20日


若人の威勢の良い声が浜辺に木魂しました

令和8年1月20日午前6時30分頃より、宮城郡七ヶ浜町菖蒲田浜において宮城県神道青年協議会主催の第50回大寒禊研修会が開催されました。当宮より、宮司以下神職4名と宮司令孫の合計6名が現地に赴き、神職4名と宮司令孫が禊行に参加しました。

禊は、伊佐那岐命が黄泉の国にいる妻の伊佐那美命の元へといった後に、死者の国である黄泉の国で受けた穢れを祓うため、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓をしたことから始まっているとされています。

大寒禊についても日本各地の神社で行われており、冬の名物としても知られています。

現在、神社本庁が定める禊行法では、実際に水を浴びて身を清める前に、鳥船行事、雄健行事、雄詰行事、気吹行事を行います。伊佐那岐命の禊は海中で行ったとされ、水と塩をもって穢れを除いたそうです。海中では大祓詞を皆で奏上し、知らず知らずのうちに身に付いてしまった穢れを祓います。

本年は大変気温が低く、強風が砂浜の砂を巻き上げているような過酷な環境でした。

海への入水前後に行う鳥船行事の様子 寒さに震えながら大祓詞を奏上しました

以下、参加した神職4名の感想です。

浅香権禰宜
一昨年は見学、昨年は初参加、今年はどのような禊になるかと、正月の風物詩として楽しみにしていた気持ちの面もありましたが、連日のマスコミによる天候不良の報道により、戦々恐々とした面持ちで会場に赴いた大寒禊でした。
過酷な環境での大寒禊ではありましたが、当宮から5名の参加があり、仲間が多いという点で気持ちを強く持てたように思います。また、今回ほどの悪天候を経験すると、多少のことでは動じなくなるように感じました。
来年以降も機会があれば参加し、神職としての修行を続けていきたいと思います。

浅見権禰宜
当日の気温は氷点下1度であり、大寒と呼ばれるのに相応しい強風と冷気の中、砂浜にて鳥船行事を行いました。次に海に入り、寒さで体が強張る中で大祓詞を奏上すると、不思議と雑念が消え、澄み渡っていくような感覚でした。
禊を終えた後は禊の語源にふさわしく「身を削ぎ」新しい自分に生まれ変わったと確信できました。
この50回続いてきた大寒禊を次の世代へと受け継ぐためにも、来年以降も参加していきたい所存です。

佐藤出仕
昨年に引き続き今年も大寒禊に参加しました。当日は氷点下まで気温が下がっており、強風によって砂浜の砂が舞い上がるなど、肌を刺すような寒さは昨年の比にはならないほどでした。
 大学時代はコロナ禍の影響もあってか禊の経験ができず、昨年初めて禊に参加しましたが、今年は昨年よりも過酷な環境下であったからこそ、「鳥船行事」等の諸行事が持つ意義や大切さをより一層痛感する機会となりました。
この厳しい寒さの中での禊の経験を糧に神職として今後もより一層研鑽に励み、日々の社頭奉仕に臨みたいと考えております。

猪狩出仕
一年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」の、凛とした菖蒲田浜の空気と海の中で執り行われた大寒禊に参加してきました。
夜明け前の薄暗い浜辺に褌姿で降り立つと、歓迎の浜風がむき出しの肌に砂礫を打ち付けてきます。先ずは海に入る前に「鳥船」という両手でオールを漕ぐような所作を行います。寒さのせいか思うように声を出せない中、懸命に声を出しながら身体を動かしていると、不思議なことに寒さに耐えられるような気がしてきます。
天鳥船神への和歌を斉唱し、場の空気が一つになったように感じ始めた頃、いよいよ入水の時です。冷たくないと言ったら嘘になりますが、強風で体感温度が下がる上半身に比べると、腰まで海に浸かっている下半身の方が温かく感じます。大祓詞を声高に奏上していると余計な思考や雑念が消し飛んで行き、気が付くと社会の安寧を祈っていました。
 海から上がって再び行う鳥船の行は濡れた体を更に追い込み、暖かい車内に戻ってからも30分はガタガタと震えが止まりませんでした。
されど大寒禊は我慢大会ではありません。この試練を耐えたのだから、今年一年どんな困難があっても心身ともに乗り越えられる。極限の中で自己成長を得られる神聖な行でした。

神道の行事は様々なものがありますので、今後も多くの研修に参加し、心技体の揃った神職になれるよう精進してまいります。

祭儀課 浅香

新年正式参拝がございました

令和8年1月19日

令和8年1月19日、宮城県塩竃市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社宮司の大瀧博司殿による新年の正式参拝がございました。

大麻によるお祓い 斎主 正式参拝詞奏上
玉串拝礼の様子

例年、県内別表神社への新年のご挨拶としてお参り頂いております。

本年もお陰様を持ちまして大きな混乱もなく過ごせました事を各社が報告し、これからも皆様にお参り頂きますよう、御祭神のご加護に祈りを捧げて頂きました。

本年も多くの方にご参拝頂けますよう、神明奉仕に務めて参りたいと存じます。

祭儀課 浅香

古神札焼納祭を斎行致しました

令和8年1月19日


忌火にてお焚き上げされる古神札の山

令和8年1月19日午前10時より、古神札焼納祭が松焚祭斎場にて斎行されました。

古神札焼納祭は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた令和3年より斎行を開始した臨時の祭典で、今回の斎行で6回目となります。

新型コロナウイルス感染症大流行が落ち着いた現在では、松焚祭でのお焚き上げが間に合わなかった古神札の受け入れを行い、「ちいさな松焚祭」や「2度目の松焚祭」として職員の奉仕にて祭典を斎行しております。

古神札の山は大きくはありませんが、氏子崇敬者の皆様をお守りくださった神符守札に対して、心を込めてお祓いし、忌火にてお焚き上げ致しました。

斎主 祝詞奏上 榊の大麻と切麻で古神札をお祓いします
参拝にいらした方にも玉串拝礼をして頂きました 点火の様子

当宮では通年古神札の受け入れを行っておりますので、ご参拝の際の神符守札の御返納がいつでも可能でございます。また、遠方からの御返納も、郵便等にて承っておりますので、お問い合わせください。

皆様の御参拝を心よりお待ちしております。

祭儀課 浅香

令和8年松焚祭を斎行致しました

令和8年1月14日

令和8年1月14日夕刻より、仙台市無形文化財「松焚祭」を斎行致しました。

この神事は1月1日午前3時に斎行した「歳旦祭並びに松焚祭採火式」にて火打石を用いて宮司の手により鑽り出された神聖な火(忌火)で斎場に集められた門松や古神札、注連縄を焼納する正月送りの行事で他地域では「左義長」や「どんど焼き」等とも呼ばれております。この火はお正月の機関に各家庭を訪れていた神様を送る「御神火」として、あたると心身が清められ、1年間無病息災・家内安全のご加護を得るという言い伝えがあります。

宮司以下祭員、参列者玉串拝礼の様子
点火前の様子
忌火を宮司以下祭員、参列者と点火します


点火後の様子

古神札をお焚き上げする忌火は自然に鎮火するまで関係者各位が見張り、翌日の午後に鎮火致しました。

当宮では御神火を目指して参拝する「裸まいり」も行われております。これは厳しい寒さの中、仕込みにはいる酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために参拝したことがはじまりといわれ、既に江戸中期には定着していたといわれております。現在では仙台市内外より多くの方々が白鉢巻、白さらしの姿でこの裸まいりに臨み、本年は1600名以上のご参拝をいただきました。

古神札の返納は随時受け付けております。当宮境内社「金刀比羅社」のはす向かいの「古神札納所」という小さな建物がございます。当宮含め各地の神社の授与品や門松、松飾り等は建物の中にお納めいただき、陶器等の燃えないものは建物の前にございます木箱内にお納めください。なお、古神札納所の場所は祭事等により移動している場合がございます。予めご了承いただき、詳細は職員までお声がけくださいませ。

また、昨今、写真や個人情報が記載された書類、人形、遺影、位牌等が古神札納所に納められていることが多くなっております。これらの神事に関わりの無いものは古神札納所に納めないよう皆様のご協力をお願いいたします。

 尚、当日の動画はホームページよりアクセスできます。

祭儀課 佐藤

ベガルタ仙台の必勝祈願を斎行致しました

令和8年1月10日

令和8年1月10日午後2時半より御社殿にてベガルタ仙台の必勝祈願を斎行致しました。

チーム名の「ベガルタ」は「仙台七夕」を由来とし、織姫と彦星のベガ、アルタイルを合わせた造語であり、これは「県民・市民と融合し、ともに夢を実現する」という願いが込められております。また、エンブレムに描かれている鷲は彦星の属するわし座に由来し、ギリシャ神話内での「勝利をもたらす鷲」を象徴としております。

当日はこの時期としては暖かく、多くのファンやサポーターが集まった中での必勝祈願となりました。

例年同様、必勝祈願前に選手をはじめ皆様に大絵馬に揮毫していただきました
修祓 代表選手 玉串拝礼


祈願後、社殿前にて記念写真を撮影いたしました

本シーズン初戦は2月7日に行われる栃木シティとの対戦になるようです。選手の方々が最高のプレーができるよう、また関係各所の皆様におかれましてもご多幸ありますようご祈念申し上げます。

また、ベガルタ仙台の皆様に揮毫していただいた大絵馬は長床通路にて展示しておりますので、ご来社の際はぜひご覧ください。

祭儀課 佐藤

令和8年元始祭を斎行致しました

令和8年1月3日

令和8年1月3日午前9時より元始祭を斎行致しました。元始祭は年のはじめにあたり、宮中三殿において天皇自ら主宰する皇位の始まり(元始)を祝うお祭り(親祭(しんさい))です。当宮ではこれに合わせて祭典を斎行致しました。

今回の元始祭では当宮責任役員をはじめ11名のご参列があり、玉串拝礼をしていただきました。

社務所大玄関より社殿へむかう際、途中の祓戸で修祓(お祓い)を行います。
修祓は祭典斎行前に必ず行います。
玉串拝礼の様子

直会では、お屠蘇を洗米が振る舞われました。洗米は神職が榊の葉で数粒掬い、直会参列者の掌にのせるのが作法とされており、今日まで受け継がれております。

宮司以下祭員の次に参列者一人一人にお屠蘇と洗米を召し上がっていただきます


祭典終了後、社殿前にて記念写真を撮影致しました

祭儀課 佐藤

歳旦祭並びに松焚祭採火式が斎行されました

令和8年1月1日

宮司 祝詞奏上 振り鈴の儀

あけましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。

去る1月1日午前3時、歳旦祭並に松焚祭採火式を斎行致しました。この神事は新年を迎えられたことを祝い、皇室の益々の弥栄と我が国の永遠の繁栄とを祈る祭典でございます。

歴史は古く、記録によると大化2(西暦646)年とあり、現在でも全国の神社で斎行されております。

歳旦祭は大祭式という祭典の区分にて斎行されるため、祭員はそれぞれ大祭式の装束を着装します。また、神饌は3座各十台、合計30台となり、海魚、川魚、野鳥、野菜、果物など海川山野の様々な物が大前に供えられました。

当宮では歳旦祭において、1月14日に斎行される松焚祭(通称:どんと祭)にて用いる御神火(ごじんか)の火種を鑽り出します。古式に則り、火打石を用いて起こす火は忌火(いみび)と呼ばれ、穢れが無い清浄であるさまを表しています。

採火の儀では、瑪瑙(めのう)の「火打石」と鎌と呼ばれる「火打ち金」を用いて火花を飛ばし、「火口(ほくち)」(当宮では蒲の穂を用いた誘火綿)で受けて、その火種より「つけ木」(杉の薄板)にて陰灯(かげとう)内の蝋燭に移されます。


採火の儀で使用する道具

皆様にとって、この一年が良き年となりますようご祈念を申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

祭儀課 浅香