大崎八幡宮「文化財漆の杜」食害防止ネット設置

令和2年3月27日

去る3月26日、岩手県奥州市衣川字有浦の大崎八幡宮「文化財漆の杜」の漆の苗木に日本鹿による「食害防止」のため「ネット」を設置してきました。
 大崎八幡宮「文化財漆の杜」については、既に「鳩子の部屋」(令和元年11月掲載)にてお知らせしておりましたがその後、暖冬の影響もあり例年にも増して雪解けが早く既に2~3㌔ほど先で日本鹿が確認されたとの情報もあり、「食害防止ネット」の敷設が急がれておりました。

今回も、大崎八幡宮職方会のメンバーである㈱植耕(境内植栽管理)、㈱マルエス技研工業所(鉄鋼溶接工事担当)の全面的な協力を頂き、地元有浦地区の有志の皆様方、当宮若手職員の合計20名程で設置してまいりました。現場に到着するとネット作成係・運搬係・ネット設置係・鉄筋係・固定係の五班に分かれ、前回植林した苗木に高さ約1.5メートルの害獣ネットを設置し、ネットの内側に鉄筋を打込み、害獣ネットと鉄筋を結束バンドで固定しました。

食害防止ネットは、自家製で土木工事用のネット(トリカルネット:タイプラ㈱製)を活用しました。
この製品は土砂崩れ防止用に開発されたプラスチック製のものでサイズや形が何種類かありましたが、漆の苗木に十分な日光が当たるように幅124センチのロール状のネットを1メートル程に切断、直径30センチ程の円筒形となる様に結束バンドで成形し苗の上から被せる要領で設置、強風で飛ばされたり鹿に押し倒されたりするのを避けるため12ミリの鉄棒2本で固定する方法で設置しました。

現在のところ昨年11月に植栽した「漆の苗木」は順調に冬を乗り越え、新芽は未だ顔を出しては居りませんでしたが根元はしっかりと立っており衣川字有浦の山々に桜の花が咲く頃に合せて芽吹いてくれるものと信じ、夏に向けて順調に育ってくれることを願い衣川の地を後にしました。

また今回は4月より新入神職として研修中の浪打佑介殿が参加いたしました。

「浪打佑介 感想」

本年3月に國學院大學を卒業し、4月1日より出仕としてご奉仕させていただく予定の浪打佑介と申します。
現在は研修期間ではありますが、今回参加させていただきました。昨年植樹された漆の苗木たちは、まだまだ小さいままでしたが、根を伸ばして、これから2.3年もすれば腰丈それ以上に成長すると宮司さんや地元の方々からお伺いしました。この小さな命がどんどん大きくなり、緑の葉を付けるのが今から楽しみです。 この苗木たちのように、私が神職として成長して行くさまを、温かい目で見守っていただけると幸いです。

尚、大崎八幡宮では引き続き今年の秋にも新たに200本の「漆の苗木」を植栽する予定でおり、将来の文化財建造物保護を目的に実施しております大崎八幡宮「ふるさと文化財の杜」構想に格別のご理解とご支援を頂きたくお願い申し上げます。(目)

「お宮から輸送してきた軽ダンプを注意して降ろします」 「トラックに満載して輸送してきた獣害ネットを降ろします」
「現場が急斜面の先にある為、通常の車両では進めません。安全面を考慮して軽ダンプで輸送します」 「成長した苗木に引っかからないように、注意して設置し、鉄筋を打込みます」
「各自作業内容を確認しながら、ネットと鉄筋を結束バンドで固定します」 「無事に全ての苗木に設置することが出来ました。これからの季節、太陽の光を浴び素晴らしい漆となるよう、今後は追加の植樹や下草刈りを継続的に行ってまいります。」

(奉賛課 石垣仁孝)

仙台・江戸学叢書19巻が刊行されました。

令和2年3月25日

大崎八幡宮 仙台・江戸学叢書19巻 平川 新著(宮城学院女子大学長・東北大学名誉教授)刊行されました。

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河北新報(令和2年3月15日掲載)

境内社移設改修工事に伴う整地作業の清祓式を斎行しました

令和2年3月6日

去る、3月6日に「奉祝 天皇陛下御即位記念境内整備事業」の一つであります境内社移設改修に先立ちましての整地作業の清祓式を斎行しました。当宮の境内社は「太元社」「諏訪社」「鹿島社」「北辰社」「龍神社」「金刀比羅社」と六社の末社が祀られておりますが、今般の整備事業では諏訪社、鹿島社、北辰社、龍神社の四社を移設並びに改修を行う予定です。

近年の参拝者増加に伴い御社殿は基より太元社以下境内社(末社)をお参りされる方も多くなり、境内社正面が狭小に見受けられた為、今回の奉祝事業にて境内社の整備を行う事となりました。

当日は整地作業を担当する(株)阿部コンクリート工業の方々が清祓式に参列し作業の安全を祈念しました。

当直職員が御日供に合わせ祈願祭斎行 工事関係者のお祓い
作業重機もお祓い致しました 整地場所のお祓い

工事関係者が安心して作業を進められます様に日々御祈願を厳修して参ります。ご参拝の皆様には工事作業中ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、ご了承下さいます様お願い申し上げます。

尚、「奉祝 天皇陛下御即位記念境内整備事業」の御奉賛も引き続き承っておりますので、重ねてお願い申し上げます。

弥生 月首祭を斎行致しました

令和2年3月1日

去る3月1日、月毎の祭典である月首祭を斎行致しました。

今回の祭典において、猛威を振るう新型コロナウイルスの蔓延が迅速に収束すべく祝詞を奏上し、神に祈りを捧げました。

古来より、神道では御祭神の御神徳(和魂)を寿ぐことほぐとともに、天変地異や疫病(荒魂)などの災いが沈静するよう祈りを捧げてきました。

悠久の長い歴史の中で、日本人は有事から平時に至るまで常に神と共にありました。今回の世界情勢では心が荒み不安に駆られる方も多くいらっしゃるかと存じます。しかしながら、神の存在を心で感じ、共に祈りを捧げる事でそのご加護を頂戴する事が叶うのではないでしょうか。

大崎八幡宮境内社には、太元社というお社がございます。御祭神は「太元帥明王」とおっしゃいまして、憤怒の形相で邪気を払う武運長久の御神徳があります。 今回の疫病(新型コロナウイルス)の影響が速やかに終息し、平和な世となりますよう、職員一同強い気持ちでお祈り申し上げました。

総務課 小野目

弥生月の月参り幣束(紅梅)

本日も参拝者の皆様がご覧になっておりました 宮司一拝により祭典が始まります
献饌(神饌と幣束をお供えします) 宮司祝詞奏上
チャボたちも大人しく祭典を見守ります
境内社 太元社を巡拝し、疫病退散の祈りを捧げます