地久祭(ちきゅうさい)が斎行されました

平成29年10月20日

去る10月20日、地久祭を執り行いました。美智子皇后陛下のお誕生日に行われています。

この祭典は、地久(ちきゅう)つまり地がいつまでもある事という意味で、天長(てんちょう)祭という祭典と対のものです。 天長祭は天がいるまでもあるようにという意味で今上天皇(きんじょうてんのう:現在即位されている天皇の事を指す)の誕生日に行われます。天は天皇陛下を表し、地は皇后陛下を指しています。

この日は雨の中での祭典となりましたが、祝詞添えて、天地の神の御恩徳に感謝し、皇后陛下の安寧と皇室の弥栄を奏上しました。また、中祭にあたる祭典のため、写真のような白い装束を着ての御奉仕となります。

美智子皇后陛下は、御年83歳となられました。旧姓は正田(しょうだ)といい、宮司が若かりし頃、正田家の鎌倉別宮の地鎮祭を奉仕した事があり、一寸した御縁があります。

雨の中での参進です。 宮司祝詞奏上
御神楽「浦安の舞」奏上

(祭儀課 石井日加吏)

神嘗奉祝祭が執り行われました

平成29年10月17日

去る10月17日、神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)が執り行われました。この祭典は、遠く伊勢の神宮にて行われる神嘗祭と同じ日にちに執り行われます。

まず、伊勢の神宮で行われる神嘗祭は、新穀を天照大神に奉る重要な祭典です。その新穀には、天皇陛下が皇居内にて育てられた初穂や、全国の農家からの初穂が奉られます。

また、なぜ天照大神に新穀を奉るかといいますと、遥か神代に稲穂を地上に授けたのが天照大神であるとしている為です。つまり今日、私達の大変美味しい主食をもたらしてくれた天照大神に感謝する祭典であるのです。

各地の神社では、その神嘗祭を奉祝する意味を込めて神嘗奉祝祭を執り行います。

修祓 参進
宮司祝詞奏上 御神楽奉奏「浦安の舞」
宮司玉串拝礼 伊勢の神宮を遥拝します

此の度の祭典では、10月1日より出仕となりました小野が、初奉仕となりました。その感想をご紹介いたします。

出仕:小野 公

神職に任じられてから、神嘗奉祝祭が初めての祭典奉仕でした。当日の奉仕中は、失敗をしてはならない、祭典を滞らせてはいけない、という事に気がとられてしまい、慌ててしまう所が多々御座いました。

慌ててしまうという事は、祭式がまだ体に染みついていないという事であり、祭典の流れを理解していないという事だと思います。

ですので、今後祭典奉仕をさせて頂く場合に慌てないで済むよう、ひとつひとつの所作を体に染み込むよう修礼を何度も行い、適時に適当な動きが出来るように日々勤めていきます。

祭典を終えた小野出仕(中央)
舞奉仕をした一戸仕女(左)、安達仕女(右)

また、神社の年間の祭典では、神嘗奉祝祭のように稲作に関係する祭典が多くあります。11月23日には、神社にとって重要な祭典とされる「大祭」である「新嘗祭(にいなめさい)」が執り行われます。これは、2月17日に行われた「祈年祭(としごいのまつり)」と対をなす「秋の収穫祭」となっています。

今年は、夏の長雨の影響で作物の心配がなされましたが、大神様の御神恩により稔りの秋を迎えることが出来ました。当宮では、大神様へ感謝を込めて、この秋に収穫された新穀、農作物を始め諸製品の御神前への奉納をお願いしております。

どうぞ、皆様のお気持ちを大神様へお伝え頂く機会として、奉納、またご参列頂きたく、お参りをお待ちしております。

(祭儀課 石井日加吏)

宮城県剣道連盟居合道奉納演武

平成29年9月17日

9月17日(日)午前11時30分より「御鎮座四百壱拾年奉祝記念祭 居合道奉納演舞」が宮城県剣道連盟居合道部会の皆様により行われました。

始めに外拝殿にて奉納安全祈願祭を斎行し、その後「詩吟 さんさ 神風流仙萩会」「剣舞 大輪神刀流東北神洲会」「居合全日本詩舞道連盟刀法」「居合 田宮流」「詩舞 桜歌の調」が広場特設舞台にて行われました。

きれの良い演武が披露され、見学をしていた参拝者からは盛大な拍手が送られておりました。

「奉納安全祈願祭」
宮城県剣道連盟居合道部会の皆様による「奉納演武」の様子

月首祭が執り行われました

平成29年10月1日

去る10月1日、清々しい秋の風が吹き渡る中、月首祭が執り行われました。今回の月首祭では、御社殿の漆の塗直しを行っているため、外拝殿での御奉仕となりましたが、5名の御参列を頂きました。

祝詞奏上の次に行う御神楽の「萬代の舞」では、その季節ごとの花を天冠(巫女の頭に付けているもの)と採り物(手に持っているもの)に使用しています。この度の御奉仕では、菊の生花で奉製致しました。

爽やかな日差しの中での参進です。 祝詞奏上
萬代の舞 菊の生花で奉製した採り物での御奉仕です

また、小野事務員が10月1日より宮司より辞令を受け、出仕として御奉仕する事となりました。これから、神職として研鑽を積んでいくこととなる小野出仕の抱負をご紹介いたします。

出仕:小野公

今回、私は大崎八幡宮の出仕に任ぜられ、神職という新しいことへ挑戦する機会を与えて頂けました。

人は「齢」を重ねる毎に、新しいことへの挑戦する機会が少なくなったり、尻込みしてしまう事もあるような気がします。自分もある程度「齢」を重ねてから神社界という右も左も分からない世界に飛び込むことになりました。その為、一日一日が常に勉強であり、学べば学ぶほど神職という立場の大変さや使命の重さに尻込みしてしまいそうになります。

しかし、神職という滅多にない機会を与えて頂けたことに感謝し、神様と皆様の間に立つ仲執り持ちとして日々の務めに邁進したいと考えております。

まだまだ知識も経験も備わっておりませんので危なっかしく見えるかもしれませんが、皆様には温かい目で見守っていただきつつ、あたたかい御指導を頂けると幸いです。

小野出仕

また、本殿美装化工事は、12月中旬までかかる予定です。ご参拝の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

(祭儀課 石井日加吏)