新入「仕女」の巫女舞研修が始まりました。

既にお知らせ致しておりますが、本年度3名の女子職員が「仕女」(巫女)として入社しました。

3月下旬の事前研修に始まり、4月1日には白衣に緋袴の清楚な姿で「月首祭」に参列し、祭典終了後には宮司より職員として採用する「職務辞令」が手渡されましたが、勤務は主に御社頭での授与業務に携わっています。

この間、本日まで出社後には全職員による八幡様大前での「朝拝」(朝のお浄めと参拝)に始まり、境内の掃除・境内に点在する「末社」を雑巾がけでのお掃除もして頂きますが、現代の若い女性には些か慣れないお仕事でもあり大変なようです。

また、当宮の祭典には必ず「巫女舞」をご奉仕申し上げる事となっており、そのお稽古と雅楽の演奏は必須要項で、一生懸命お稽古しております。

特に、「巫女舞」のお稽古は国際的にも活躍されている雅楽『笙』の演奏家の宮田まゆみ先生にお願いしており、先生は大学の授業や海外での演奏活動の合間をぬって当宮でのお稽古にお越し頂き「巫女舞」のほか「笙」のお稽古もお願いしております。

毎月1~2回のお稽古は新人仕女(巫女)には厳しいようで、3名の新人の中から祭典デビューの一番乗りが誰になるかは宮司陪席のもとで行われる「巫女舞披露」で決められます。

 新人小鳩さん達の活躍をご期待下さい。

樵人;記


5月の本殿挙式


佐藤・菊地御両家
今野・加藤御両家 菊地・佐藤御両家

誠におめでとうございます。

カモシカの参拝

去る5月7日、ゴールデンウィークの賑わいが少し落ち着いた昼下がり、境内で野生のカモシカが目撃されました。社務所がある西側の茂みから顔を覗かせたカモシカは、トコトコと表参道を小走りに歩き、東側の森の中へと消えていきました。

当宮は、仙台の市街地にございますが、北を国見の丘陵地域・南に広瀬川を挟んで青葉山・西から北にかけて山上清水に囲まれた自然豊かな地形に鎮座しております。

そのために小動物の目撃は多々ありますが、カモシカのように比較的大きな動物は珍しく、偶然にもカメラに収めることができました。

その後、カモシカがどこへ向かったかは定かではありません。

皆さまも、このような野生の動物に遭遇されるかもしれません。御参拝、お待ちしております。

庶務課 小野目 稲美


表参道のちょうど中ほどにその姿が現れました カメラ目線のカモシカですね

大崎八幡宮一之鳥居の塗装塗替工事が始まりました。

国道48号線沿いにある大崎八幡宮の一之鳥居は、当宮御鎮座380年記念事業として大階段下・表参道入口付近の整備事業に伴い、昭和63年に奥田建設㈱より奉納されました。それ以来20数年以上にわたり、高さ11メートル・笠木幅9m・柱の直径1m程の壮大な大鳥居は、大崎八幡宮表参道の入り口として参拝者を迎えてきました。

先の東日本大震災の揺れにも耐えた大鳥居でしたが、日々の風雨に晒され、塗装の汚れによる鋼機の劣化が心配され、この度塗替工事を行う事になりました。

去る5月7日、工事を始める前に一之鳥居を見上げながら工事安全祈願祭が執り行われました。参列者は宮司以下役員総代、また奥田建設㈱・工事関係者が、工事期間中の安全を八幡様に祈願しました。

尚、塗装工事は約1カ月を予定しており、6月初旬には化粧直しをして美しい朱色の一之鳥居をご覧いただけると思いますので、しばらくの間、ご辛抱の程よろしくお願いいたします。

庶務課 小野目 稲美

一之鳥居下に祭壇を組み工事安全祈願祭を行いました

安全祈願の祝詞を読み奏上、鳥居を祓い清めました

工事初日には足場を組み、翌日にはネットを張り、塗装工事が始まりました