昭和祭が斎行されました

令和3年4月29日

令和3年4月29日昭和祭が斎行されました。今回の祭典は生憎の空模様ではありましたが、境内を雨音が彩る中厳粛な雰囲気を湛えて進められました。

昭和祭は未曽有の大戦を経て我が国を復興、発展へと導かせられた昭和天皇の聖徳大業を景仰し、皇威の隆昌と国運の発展とを祈り、昭和の御代を顕彰して民族の自覚を新たにし、益々文化を進め産業を興し永遠の平和繁栄をこいねがう祭典でございます。

また、平成19年に4月29日が「緑の日」という祝日から「昭和の日」と改称されたことが契機となり斎行されるようになりました。昭和の御代においては、「天皇誕生日」という祝日でした。

傘をさしての参進 修祓

毎年恒例の祭典の昭和祭ですが、当日の天気によってかなり様相が変わります。晴天の場合屋外の祓所で行われる修祓ですが、今回は御社殿内に祓所を設けて行われました。

御神楽は昭和天皇の御製をうたった「浦安の舞」が奉奏されました。この御神楽には世界の平和を祈る心が表現されています。本日の舞人の天冠の挿頭は、境内のサツキを用いております。挿頭は四季に合わせて変わり、毎度の祭典にて仕女が奉製致します。

1篇の執り物は檜扇 2篇は執り物を剣鈴に持ちかえます

祭典の最後には、遥拝所を通して昭和天皇陵墓がある武蔵野御陵を遥拝しました。雨天の為、長床通路からの遥拝になりました。

武蔵御陵へ遥拝 遥拝所

遥拝所は、長床前表参道階段の東脇にございます。皇室とその根底にある神々への感謝、大自然への畏敬の念を捧げる地として、また皆様の故郷の神社やご家族ご友人の方などに思いを込めてお詣り頂ければと思います。

祭儀課 浅香

天皇陛下御即位記念境内整備事業奉祝祭が斎行されました

令和3年4月25日

令和3年4月25日午前11時より、天皇陛下御即位記念境内整備事業奉祝祭が斎行されました。

祭典に御参列頂いた方々と祭員の記念写真

当宮の天皇陛下御即位記念境内整備事業は、今上天皇陛下が御即位されたことに併せ約2年の歳月をかけて取り組んで参りました。

事業内容と致しましては、境内末社(諏訪社・鹿島社・北辰社)の改築、御社殿瑞垣改修工事、三之鳥居漆塗改修工事、北参道鳥居扁額改修工事、表参道大石段手摺り改修工事、『文化財漆の杜』植樹事業、祭儀棟・神輿殿等外壁補修工事などを行いました。以下が各種ご報告と動画のご案内でございます。

当宮ホームページ 奉祝天皇陛下御即位記念境内整備事業のご報告

令和3年4月15日に境内末社の北辰社正遷座祭が執行され、無事に一連の事業の完遂を迎える事が出来ました。茲にこの事業に深い理解を示され御奉賛頂いた皆様・氏子崇敬者の皆様・工事関係者の皆様に、職員一同心より御礼申し上げます。

今回の祭典では、天皇陛下の御即位を奉祝した全ての事業が恙なく終えられたことを大神様に御奉告申し上げました。宮司の祝詞奏上では、皇室の弥栄を始め、世界の平和・氏子崇敬者皆様方の安寧もお祈りさせて頂きました。そして、昭和天皇陛下の御製に当時の宮内庁式部職楽部長の多忠朝氏が作曲・作舞した、御神楽「浦安の舞」を奉奏しました。

宮司 祝詞奏上 御神楽「浦安の舞」奉奏

祭典には御奉賛頂いた427名の方と責任役員・総代の皆様にご案内し、当日80名の御参列を頂きました。御奉賛頂いた皆様を代表して、株式会社インテムの髙橋光殿に感謝状の贈呈を行いました。

感謝状贈呈 宮司挨拶

宮司挨拶にもありました通り、令和の御代へ奉祝の意を衷心より捧げ、八幡宮の後世を見据えた境内の整備活動を引き続き行う事を旨とし、心を繋ぎ歴史を護持継承してゆく所存でございます。

現在、北辰社の御社殿の造営の御用材である青森ヒバの一部のお頒かちをしております。加えて、御社殿横の西回廊にて、奉祝天皇陛下御即位祈念境内整備事業のパネル展示と動画上映を5月15日(土)まで行っております。御来社の際には是非、青森ヒバの爽やかな香気と西回廊の展示にも足をお運び頂けますと幸いです。

祭儀課 浅香

北辰社正遷座祭が斎行されました

令和3年4月15日

令和3年4月15日夕刻午後6時より、大崎八幡宮の末社である北辰社の正遷座祭が斎行されました。

北辰社は、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)という、天地を造り大自然を護る神様がお祀りされています。北辰とは北極星を意味し、天空の中央にあることから転じて皇居又は天皇を指す事もあります。

この度の北辰社御造替は、奉祝天皇陛下御即位記念境内整備事業の一環で行われました。

神明造で建てられた新しい北辰社

正遷座祭は夕刻、宮司以下8名の祭員によって執り行われました。奉仕する神職は斎服を着装し、穢れを防ぐための木綿襷(ゆうだすき)、木綿鬘(ゆうかづら)を身にまとい、祓所にて修祓を受け祭場へ向かいます。まず、旧社殿前にて遷座を奉告しました。

祓所へ参進 宮司一拝

御霊代をお遷しする遷御の儀は、警蹕(けいひつ)という掛け声と笙の音色が響き渡る中、陰灯と自然の明かりのみの状態で行われます。御霊代は、覆面と手袋を身にまとった祭員が持つ絹垣(きぬがき)という囲いに覆われた中で宮司が捧持し、新しいお社にお遷しします。

絹垣にて御霊代を覆い遷座します 新社殿の内陣に御霊代が納められました

そして新社殿にて神饌が献ぜられ、その後、宮司が祝詞奏上を行います。祝詞の中では、この度の新社殿造替工事が、令和の御代替りに併せた奉祝天皇陛下御即位記念境内整備事業として行われたものであることが奏上されました。また、北辰社の御祭神の御神徳を称え、皇室の弥栄、氏子崇敬者・工事関係者皆様の繁栄も併せてご祈念申し上げました。

新社殿にて献饌 宮司 祝詞奏上

今回の北辰社正遷座祭では役員総代・工事関係者皆様参列の上、各々玉串拝礼をして頂きました。

未曽有の疫病が蔓延する中、感染対策や移動の制限など、尋常ならざる状況下におかれての造営日々であったことが想像に難くありません。北辰社新社殿造営にかけた皆様の思いが、見事に昇華されていくようなご参拝であったと推察いたしました。

祭典終了後、集合写真を撮影しました

正遷座祭の夜に相応しい清らかな空気の中、役員総代・工事関係者・氏子崇敬者の皆様方の多大なるお力添えによって、ようやく竣功の日を迎える事が叶いました。職員一同深謝申し上げます。

どうぞ、お詣りの際には、新しい北辰社並びに境内の末社にもご参拝されまして、御神威のご加護を受けられますことをお待ち申し上げております。

祭儀課 浅香

令和3年卯月 月首祭

令和3年4月1日

うららかな春の日差しに誘われ、一気に「桜花爛漫」という言葉がふさわしい季節となりました。

卯月月首祭は定刻通り午前10時より恙無く斎行され、訪れた境内の参拝者の方々もしばし足を止められて祭典の終始を見守りました。

献饌 神前にお供えされます 宮司祝詞奏上
萬代の舞

月首祭祝詞に引き続き、未だ終息されない「新型コロナウィルス鎮静祈願」祝詞も併せて奏上され、世の文化の発展、人々の生活の安寧を祈ります。

参列者玉串拝礼においては、一般参列に加え、今年度より入社いたしました女子神職・浅香光莉、仕女櫻井杏海、鈴木寧々の計3名も拝礼しました。

浅香出仕 櫻井仕女
鈴木仕女

お宮で神職・仕女としてお勤めする最初の節目として、まず神様にご挨拶申し上げ、健やかにご奉仕できますように各々思いを込めて拝礼いたしました。
祭典終了後、引き続き宮司により辞令が伝達されました。

以下、それぞれの感想です。

浅香出仕
本年度より出仕としてご奉仕をさせて頂きます、浅香光莉と申します。日々行う事や小さな事の積み重ねを大切に、神明奉仕に励んで参りたいと存じます。至らない点も多くあるかと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

櫻井仕女
今年度より仕女としてご奉仕をさせて頂きます、櫻井杏海と申します。まだまだ不慣れの事がたくさんありますが、一日も早く職務をこなせるように一生懸命努力していきますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

鈴木仕女
今年度より仕女としてご奉仕させて頂くことになりました、鈴木寧々と申します。まだまだ慣れないことが多く、至らない点が多々あると思いますが、笑顔を忘れず職務をこなせるよう努力致しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

祭典終了後、記念写真を撮影しました

春爛漫、風もなく穏やかな天候のもと令和3年・新年度が始まりました。

祭儀課 日野