エアミストの設置

令和2年8月26日

8月に入り、仙台は連日30度を超える真夏日となっています。
御参拝の皆様が大崎八幡宮に一歩足を踏み入れると、鎮守の杜の木立が作る日陰や自然の風による冷涼さを感じる事でしょう。
それでも、異常気象ともいえる炎天下を憂慮し、皆様に心地よくお参りいただけますよう、エアミストを設置致しました。細やかな霧は境内を冷やし、皆様の癒しになると幸いです。

総務課 小野目

大崎八幡宮休憩所の冷やし甘酒はさらっとした甘さで、暑さで疲れた体を癒してくれます。是非ご賞味ください。
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令和2年8月8日、同月24日「七夕祈願祭を斎行致しました」

令和2年8月24日

去る8月8日、七夕祈願祭を斎行致しました。
仙台の七夕祭りは日本に誇る東北3大祭りの一つとして、仙台を始めとする宮城県各地にて盛大に行われております。仙台では、昔から七夕祭のことを「タナバタサン」と言い、昔は陰暦7月6日の宵に行われていましたが、明治になると陽暦7月6日の宵に行うようになり、さらに近年は8月6日から8日までの3日間行うようになりました。

藩政時代より、仙台をはじめ農村各地においてそれぞれ七夕祭りが行われてきました。笹に短冊などの七夕飾りを鈴なりにつけることは、頭を垂れて稔る稲穂に竹飾りを見立てて豊作を祈ることに由来し、同様に秋田竿灯祭りなどが行われております。

本年は新型コロナウイルスの多大なる影響を受けまして、夏の風物詩である仙台七夕は中止を余儀なくされましたが、町内会や商店街、学校など地域に根付いた七夕飾りが仙台市内各所に見られ、仙台市民の心意気を感じられる夏となりました。

当宮も去年と同様に七夕飾りを二之鳥居前、長床前、社殿前にそれぞれ竹を設置し御来社された方々の願いを込めた短冊がささげられ、全国からも多くの短冊の御奉納をいただきました。これらの短冊は8月8日、26日の七夕祈願祭にて八幡大神様の大前に奉られ、皆さまの願いが成就されますように御祈願申し上げました。

皆様の願いが成就されますように。

祭儀課 浪打

令和2年8月13日 東日本大震災復興祈念祭を斎行いたしました

令和2年8月25日

令和2年8月13日(火)、午前10時より東日本大震災復興祈念祭を斎行いたしました。
平成23年の東日本大震災から早9年半が経ち、今なお被災地の復旧復興は未だ途上にあり、震災10年目を迎えるこのお盆の時期に、あらためて当時を思い起こしその復興を祈念する祭典を行いました。

大崎八幡宮の御鎮座を記念する祭典の翌日に斎行され、空は快晴となり各地で猛暑日となりました。

社殿前 午前10時より祭典が斎行されました 祓所にて修祓から執り行われます
宮司一拝 御祭り始まりの一礼です

献饌、宮司祝詞奏上の後、御神楽「浦安の舞」が奉奏されました。

「天地(あめつち)の 神にぞ祈る 朝凪の 海の如くに 波立たぬ 世を」

浦安の舞とは、昭和天皇御製に、宮内庁楽部楽長多忠麿が作舞された舞で、国の安寧を祈る歌詞とその祈りを表現する穏やかな舞がこの祭典にふさわしく奉奏されます。
華やかな本装束で舞を奉奏し、御祭神へ鎮魂の祈りを込めて奉仕致しました。

浦安の舞

役員総代3名に加え雅楽講師の宮田まゆみ先生他ご縁ある方々もご参列され、玉串奉奠拝礼を行い、全7名の参列がございました。

役員総代玉串拝礼 宮田まゆみ殿玉串拝礼

そして祭典終了後には遥拝所を通しまして、東日本大震災の各被災地を宮司以下祭員参列者一同揃って御霊の鎮魂、復興を祈念しまして遥拝いたしました。

遥拝所にて被災地を遥拝する

遥拝後、宮司より参列者へ「平成23年の東日本大震災より9年半、当宮としても発災後より出来る限りの支援を行ってまいりましたが、それでも被災地の状況はまだ道半ばであり、かつまた全国各地での地震災害、豪雨災害も引き続き発生し、そしてまた現在は新型コロナウィルス感染症に世界が脅かされておりまして心を痛めており、苦難をともにしております。私ども神職にできることは神様へ御神威を発揚頂くようお祈り申し上げることしかできませんので、今後とも何卒ご理解ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます」とのご挨拶がありました。

例年ならば「雅楽の夕に、」として東日本大震災復興祈念の雅楽演奏会が執り行われる御鎮座記念祭の翌日でありました。

新型コロナウィルスの感染症災害の影響は未だ至る所で及ぼしておりますが、東日本大震災のように天災を決して忘れず、艱難辛苦を乗り越えて、また賑々しく美(うる)はしい国づくりがなされることを願います。

祭儀課 日野

令和2年8月12日「御鎮座記念祭を斎行致しました。」

令和2年8月12日

去る8月12日、御鎮座記念祭を斎行致しました。
当宮は慶長12年8月12日、仙台藩祖伊達政宗公が八幡神のご神徳を崇敬し、仙台開府の後、いち早く仙台城の乾(北西)の方角に当たるこの地を御鎮座と定められ、創建されました。

政宗公は、豪華絢爛な極彩色を纏った御社殿を造営するにあたり、当時の桃山文化の「粋」を集結すべく、当時豊臣家に仕えていた技量無双と称された名匠らを招き、仙台62万石の総鎮守に相応しい荘厳華麗な桃山建築の御社殿を竣工ました。その遺構は、明治36年古社寺保存法、また昭和27年文化財保存法により、国宝に指定されております。

御鎮座記念祭は、八幡宮が成就し御祭神の御霊は遷座れた日として、当時の大工棟梁である梅村彦左衛門二男三十郎頼次を始めとする造営に携わった方々の名前が文献に残されていたことに基づいております。

社殿は400年以上前の姿を保っており、携わった宮大工ら工匠の卓越した技術には感服させられるばかりです。

本年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、祭典の内容と斎場の配置を一部変更し例年通り午後6時30分より斎行されました。

陽が傾き始め、境内の荘厳な雰囲気がより一層深まる中参進します。 宮司一拝より祭典がはじまります
神饌を大前に奉ると同時に、社殿前の庭燎に火を灯します。また、神饌に加え鈴虫を御神前に奉ります。涼しげで優しい音色は祭典中にも響き渡りました。献饌の後、宮司が御鎮座の感謝に加えて氏子崇敬者の繁栄を祈り、御鎮座記念祭祝詞を奏上しました。 神前神楽 萬代の舞 奉奏
宮城野の 五百枝いおえの神杉 萬代に 御蔭みかげ垂れます 大崎の宮
この歌は大崎八幡宮御鎮座390年を記念し、鎌倉 鶴岡八幡宮名誉宮司 故白井永二氏が大崎八幡宮を詠まれたものです。
御神楽 其駒 人長舞 奉奏

宮中の御神楽の1つであり、12月15日に夜半6時間という長時間にわたって行われる宮中御神楽の最後に「其駒」が演奏されます。最初は拍節のない「三度拍子」、続いて拍のある「揚拍子」にて同じ歌詞が詠われ、揚拍子では鏡を見立てた白い輪を付けた榊を持った舞人が舞います。舞人が神楽人の長として舞う為人長舞(にんちょうまい)と呼ばれています。

舞人はまず口上を行います。
『鳴り高し。鳴り高し。う。振る舞う。今宵の御神態みかんわざの人のおさ
司人つかさびと。司人。御燎みひ白く奉れ』
舞人の口上に合わせて、司人が庭燎(ていりょう)に火を灯します。
子共こともさい各々おのおのこころわんぬ。いまは「そのこま」つかまつるべき由を申し乞う』

司人が正面に置かれた庭燎に火を灯します。

『その駒ぞや 我に我に 草乞ふ 草はとりかわん 水はとり 草はとりかわん』
其駒は神様の乗る神馬を指しており、その神馬への惜別の歌とされております。

宮司以下祭員の玉串奉奠拝礼ののち、御参列の皆様を代表し、3名の方々に玉串を奉り、ご拝礼頂きました。

コロナ禍中ではございますが、本年も御鎮座記念祭を斎行することができ、大変嬉しく思っております。翌日には東日本大震災復興祈年祭を執り行いました。

祭儀課 浪打

令和2年8月1日「太元社例祭を斎行致しました。」

令和2年8月1日

去る8月1日、太元社例祭を斎行致しました。八朔参りとも申しますこの日は、長く続いた梅雨空ともようやく別れを告げ、穏やかな日差しとなりました。

太元社例祭当日は、この日に限り殿内の厨子の御扉が開きます。

太元社はかつて仙台藩4代藩主伊達綱村公が江戸城内にて太元帥明王像の開眼(かいげん)祈願を行い、享保4年(1719)に仙台藩5代藩主伊達吉村公が武運長久、子孫繁栄を祈念し奉納されました。元禄11年(1698)の古図には、拝殿前西側に太元堂の記載がある事から、創建はそれ以前と推定されます。創建当時は仏像として祀られ、明治時代の神仏分離により新たに神格化され、現在の場所に鎮座しております。その後氏子崇敬者の協力も得て、昭和56年8月1日に現社殿の竣工に基づき、8月1日を例祭日として毎年祭典を斎行しております。

太元社の御祭神は太元帥明王をお祀りしております。そのご神徳は鎮護国家、悪鬼調伏とされ私達を悪しき物事からから御守り頂いている神様です。特に今年は新型コロナウイルスの蔓延を受け、太元帥明王の御神徳を頂き、1日も早い終息を祈願するべく来社される方も多くなっておりました。

祭典では、この仙台の地を治め鎮まります太元帥明王様に感謝を申し上げ、氏子崇敬者らが今後も発展していけますようご祈願申し上げました。

御神楽 浦安の舞 奉奏

祭典では昭和天皇御製御神楽 浦安の舞を奉奏します。
「あめつちの かみにぞいのる あさなぎの うみのごとく なみたたぬよを」
(天地の 神にぞ祈る 朝凪の 海の如く 波立たぬ世を)
神様の世界と私達のいるこの世界が凪いだ海のように穏やかである事を祈った浦安の舞を御神前にて奉奏します。

宮司に倣い、玉串を奉り拝礼します。
参列された方々にもご拝礼頂きました。
テントに入りきらなかった参列者の皆様にも社殿前にてご拝礼頂きました。 祭典終了後、太元社前にて記念撮影を行いました。

太元社は毎月1日15日には、太元社正面の扉が開きまして厨子をご覧になり参拝することができます。また、太元社の御朱印を祭儀棟にてお頒ちしております。お求めの方は祭儀棟の職員にお声かけください。

祭儀課 浪打

伊達武将隊の出陣式を斎行しました

令和2年8月1日

本年で10周年となる出陣式を8月1日に斎行しました。例年4月1日に行われておりましたが、今年は新型コロナウイルスの影響により4カ月遅れの出陣式となりました。

伊達武将隊は仙台城跡を拠点とし、伊達政宗公を中心に仙台の魅力と歴史を伝えるおもてなし集団として平成22年に結成され今年で10年目の節目となります。全国各地のイベントに参加するなどをして仙台・宮城のPR活動をしております。今年は新型コロナウイルス感染防止の為に各地の行事等は中止を余儀なくされておりますが、今後の活躍をご祈念申し上げます。

表参道より参進 御社殿前に整列されました
初めに修祓(お祓い)を行います 政宗公を代表に玉串拝礼
「ずんだもち」の掛け声にて記念撮影を行いました

日を改め8月7日、出陣式恒例の大絵馬奉納式が行われました。大崎八幡宮に到着され、八幡様に御挨拶申し上げました後、社殿前にて政宗さまを始め武将隊の皆様に「ともに前へ」の文字のもと、各々の名前を入れて頂きました。

伊達政宗公が先陣を切り揮毫されました 今年も立派な大絵馬を御奉納頂きました。
多くのファンに見守られ、出陣式は盛大に行われました

大勢の方々が見守る中での出陣式・大絵馬奉納式となりました。コロナに負けず宮城・仙台の魅力を発信して頂きたく存じます。